番外ーいつもの日常ー
注意?
今回は番外編です
…ごめんなさい日常描写を書きたかったんです許してください
とあるマンションの一室
「飲み物は?」
銀髪の青年は問う
「ミルクティー…ってお兄さん私やるよ」
少し目つきの悪い青年ーミコトーが答える
「いいから座ってろ」
銀髪の青年は有無を言わさずティーポットに紅茶の茶葉を入れていく
ポットに今しがた沸かしたお湯を入れると、部屋は紅茶の匂いで満たされていく
「にしても…随分早いな?」
「うぇ!?あ、えっと、その…」
銀髪の青年がカップに濃いめの紅茶を注ぎながら呟くと、ミコトは少したじろいだ
「…また早退か、確かにお前にはもう授業なんていらないかもしれないが…」
「分かってる、『協調性を身に付けるためにもちゃんと行け』、でしょ…」
嘆息混じりに言った言葉は、軽く流されたようだ
銀髪の青年は気にすることも無く、紅茶の入ったカップに温めたミルクを入れていく
「砂糖は?」
「ちょっと甘めで」
銀髪の青年は角砂糖を2つ、ミルクティーに入れた
「今回は何人なの?」
程よい温度のミルクティーを飲みながら、ソファに腰掛けているミコトは尋ねた
「ミコトとカズヤ、俺で行く」
「3人?多くない?」
「今回はそれだけ骨の折れる仕事だからな」
と、銀髪の青年はノートPCのキーボードを叩きながら言った
ピーンポー…ン
「悪いミコト、開けてくれ」
「はいよ」
ミコトは手馴れた手つきでエントランスと、玄関のロックを外した
「任務しゅーりょー!」
「…ただいま」
部屋に入ってきたのは、ホタルとリトだった
「当たりだったか?」
「ビンゴでしたよー、小さかったけど」
「そうか」
ホタルと銀髪の青年が話しているのを横目に、リトは困っていた
「あ、あの…」
「あ、ごめんなさい、お邪魔してます」
ミコトが話しかけると、リトは驚いてミコトの対角線上にある1人がけの椅子にそそくさと座った。
「いい加減慣れてくださいよリトさん…」
しょんぼりしながらミコトは再びミルクティーに口をつけた
日常描写書くのが一番好きです
決して戦闘シーン書くのがだるいとかそういうのではない、はずです
第2話は…明後日までにあげます、多分