プロローグ4ーアパート暮しの女性ー
注意(以下略
今回もプロローグです
いい加減本編始めろって言われそう…
「…眠い…」
下町のアパートの一室
短髪の女性がベッドに横になっていた
女性はベッドから身を起こすと、大きく伸びをした
(今日の予定はー、と)
携帯を開き、スケジュール帳を確認する
「今日も予定なし、ってあれ?」
ふと、メールの通知が1件増えていることに気づく
「"お仕事"ですか…」
溜息をつきながら、その女性はゆっくりと立ち上がった
「せっかくの休日なのに嫌になっちゃうなぁ」
そう呟きながら洗面所へと向かおうとする
その時、電話が鳴った
「おっとっと…はい、もしもーし?」
電話の向こうからは溜息と共に、聞き慣れた優しい声が聞こえた
「…ホタル、今起きた?」
「え、うん」
「早めに呼ばれてるの知らなかったでしょ…」
「げ、マジか…」
壁掛けのアナログ時計を見ると、時刻は昼過ぎを示している
「ごめんリーちゃん、あと30分でつくと思う!」
「…なるべく早く来てね、ご機嫌ななめだから」
「訂正、15分で行きます」
そういうと、女性ーホタルーは急いで電話を切った。
4人目です
プロローグもあと1話で終わるのでもうしばらくお待ちを…