第11話-決戦-
屋敷では、Meirが儀式を行っていた
「…来るな」
Meirがふと呟くと、天井の一部が崩れた
そこには鎌を持った人形の者がいた
「…やはり止めに来ると思ったよ、Clown」
「止めさせてもらうぞ、Meir」
Clownはそういうと、有無を言わさず斬りかかった
「遅い」
パァン、となにかに弾かれたようにしてClownは軽く吹き飛んだ
「ちっ…」
Clownは『刻印』の力を使い、縦横無尽に畳み掛ける
「めんどうだな」
Meirが虚空に手をかざす
「少し大人しくしろ」
Clownの踏み込んだ所に、魔法陣が生まれる
「っ!?」
Clownは飛び退こうとしたが、足元の魔法陣に縛り付けられたかのように動けない
「お仕置きだな?」
MeirはClownに向けて手をかざした
すると、そこに魔法陣が生まれ、魔法陣からは電撃が走る
Clownは鎌で電撃を斬ると、魔法陣に鎌を突き立てた
すると魔法陣は壊れた
「魔法陣も分解するか…成長したね」
「これだけじゃないがなっ!」
Clownは鎌を思い切り横に凪いだ
すると、その速度のせいで鎌鼬が起きる
「!」
Meirは予想外だったようで、反応が遅れる
「終わりだ」
Clownは後ろからMeirの首を狙って鎌を凪いだ




