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第10話-決戦前-
「んじゃ、問題ないね」
ミコトはそういうと、バレーボールのトスをあげる時のように手を組んだ
「先に行きなよ、お兄さん」
Clownは目を伏せ、再び前を向くと言った
「分かった、カタを付けてくる」
そういうと、Clownはミコトの手に足をかけた
「いってらっしゃい!」
ミコトは『刻印』の力を使い、Clownを吹っ飛ばした
「…さてと、俺達はどーする?」
カズヤが聞く
「掃討でしょ?」
ホタルが言う
「そうだね」
ミコトもそれに頷く
「…来るよ」
リトがそう言うと
大量のブランクが集まってきた




