第5話-切り札-
注意
新キャラがでます
いつも通り脳内妄想ダダ漏れです
「…2年ぶり、か…」
Clownはとある屋敷の一室にいた
そこにはテーブルを挟むようにしてソファが置いてある
机の上には、紅茶の入ったティーカップが2つ置かれていた
「で、話ってなんですか?『姉さん』」
Clownは向かいのソファに座っていた短髪の女性に呼びかけた
「いや、大したことじゃないんだけどね」
短髪の女性はティーカップに口をつけ、Clownに目を合わせた
「今日の依頼、気をつけてね」
「…らしくないですね、いきなりどうしました?」
「忠告だよ」
短髪の女性は目を伏せる
「…それと、そろそろ『切り札』が動く」
Clownはそれを聞くと、目を見開き、思わず立ち上がった
「また『あれ』を使う気ですか!?」
「仕方がないだろ?君達だけじゃ『間に合わない』んだから」
「ふざけるな、『あれ』を使わないようにするのが俺達の役目のはずだ!」
「とりあえず落ち着け、『義弟』よ」
Clownは舌打ちをすると、深呼吸を一つして乱暴にソファに腰掛けた
「…『式』はどうするんですか」
「私がやるよ、じゃないと誰もやらないだろうからね」
「成功率は」
「限りなく0に近い」
「じゃあ、またあの時のようにっ…!」
Clownは拳を強く握る
その手は微かに震えていた
「…『リト』の件は、すまなかった」
「!」
「私が未熟だったから彼女にあんな思いを…」
短髪の女性が次を話そうとすると同時に、テーブルの半分が『消えた』
「…それ以上喋るな」
そこには、鎌を持ったClownがいた
「君の短気な所は変わらないね…」
「…失礼します、人を待たせてるので」
「…そうか、またな」
「…それと、『あれ』は絶対使わせません」
Clownはドアに向かって歩いていき、ドアの前で立ち止まった
「さようなら、Meir」
やっと最後のひとりを出せたので
ラストに向かって急展開が…あるかも?
更新が滞っていたのは家やらなんやらで忙しかったためです
決してサボってたとかそういうんじゃないからァ!