表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イチゴジャムとマーマレード  作者: 秋原 実乃梨
2/2

死ぬ勇気を持てなくて良かった

あくまでも、フィクションではあるが、自分自身の経験を投影することもある。

『イチゴジャムとマーマレード』表題は、甘いジャムが好きな子どもの時代から、ほろ苦いマーマレードが好きになる、大人になって行く過程を比喩している。

《序章》


終戦の混乱期もやや治りつつあり、町の社交場、ダンスホールでパパとママは出会った。しがない行商人の親を持ち、ハーフであるために戦時中大変苦境な学生時代を過ごしたパパ。歯医者の令嬢として何不自由なく過ごしていたママ。

当時、ママにはパートナーがいたけれど誠実なパパのアプローチにほだされて、以前の彼とはさよならをした。

その頃警察予備隊にいたパパにも、それっぽい相手がいたけれど、アバズレで計算高く、パパの上司と出来てしまったのでお別れした。その女は将来的にとても厄介な事件を持ち込んでくる。


4年の歳月の間、けして体に手を出さなかったパパ。ママも本当に大切にされていることがわかり、晴れて夫婦になった。



結婚式を挙げて、間も無く神の思召しにて、百合が誕生する。そう、私である。

百合が生きるために、地獄にも落ちて行くけど、心や体が死に目にあっても、生きていればこそ、いつかは幸せを感じ、安らかに召されるのではないかと想っている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ