表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ありがとうと言う言葉

作者: 鷺ノ宮悠揶
掲載日:2014/01/04

ありがとう


皆に知って貰いたい


魔法の言葉



ありがとう


…言葉にするのは何故か

少しだけくすぐったい


学生の時には、少し照れる

たった、五文字の言葉


まだ、幼い時に大好きな

お母さんが教えてくれた

「困っている時に手を貸してくれた人がいたら

ちゃんと「ありがとう」って言えるようになりなさい」


そう、言い聞かせてくれた


小学生になり、僕は、子供なら皆なる照れ屋さんになっていた。


ある日、僕が一人で教室の掃除をやっていた時に、一人の女の子が

「手伝うよ」と僕に言ってきた。

僕は、恥ずかしいがりながら

「べ、別に一人でもできるよ」と言って断ろうとした。


だけど、その子は


「大丈夫、私がやりたいから貴方と一緒に掃除するよ」と

言って掃除の手伝いをしてくれた。


それから、僕達はよく一緒に話すよになっていった。


時には、僕が相談に乗ってもらったり、時には彼女の相談に乗ったり



初めは、ずっと一緒に居られると思っていた。


…小学校、中学校、高校…


ずっと、居られると思っていた。

だけど、高校生活の最後の夏休み前に、彼女は、高峰真優は…


転校してしまった、…

僕は、胸にぽっかり穴が空いてしまった気がした。


真優がいなくなってしまってから僕は、学校で孤立し始めてしまった。

…やっぱり、僕は君が…真優が側にいてくれなきゃ…

何にも、何にも、できないや…


そのまま、僕は高校生活を終えて普通に会社に就職し、


早くも、五年が過ぎていた…



その頃には、真優の事も忘れてしまっていた。



ある日、街を歩いていた時にとある場所で、女性とぶつかってしまった時に


彼女が持っていた小さめのポーチが落っこちてしまい


あっ…と気づいた時には彼女はもうどこかに言ってしまった後で


ここの近くに交番なんてないし警察署もない


仕方なく、僕は彼女のポーチを自分のアパートに持ち帰り


確認のため中を見ていた時に、彼女の名刺らしき物を見つけた。


だけど、僕は電話番号を見ることを忘れて…たた゛…たた゛一点だけに目を奪われた。


彼女の名刺に書いて有った名前が

まさか、「高峰 真優」…と書いて有った…


僕は、急いで彼女に連絡をとってみた


ワンコール、ツーコール、スリーコール、呼び出し音がなるにつれ僕は、胸の鼓動が早くなって行くのがわかった。


そして、四度目の呼び出し音がなった時に彼女が電話に出た…



「はい、高峰です」


そう、答えた彼女の声に

僕は、胸が張り裂けそうになった。


「もしもし?、もしもし?…どなたですか?」


僕は、慌てて電話に戻った


「あ、あの、き、今日、貴女にぶつかってしまった者なのですが、その時にポーチを落としてしまったみたいだったので、」と僕は言った。


「あ、あー、あの時の人でしたかそ、そのポーチの中の、しゃ、写真とか見てないですよね?」と慌てていた。


僕は、その入っていると言う写真が気になり少し写真を見てみた



…なんと、その写真は、僕と彼女が昔に撮った写真であった…



「あ、写真は見ていないので大丈夫です」と言ったところで彼女は


「ょかった…」と小さな声で呟いた。


「もし、明日お時間が空いているのでしたら明日私に行きますよ」

と僕は言ったところで彼女は


「でわ、明日」と短く挨拶を返して通話を終えた。



次の日

約束をした場所で彼女を待っていた。



「すみませんー!」と元気よく彼女が走って来たのだが、何かに躓いてしまった。


僕はすかさず「あ、危ない!」と言って彼女の下敷きになった。


「す、すみません」と彼女が言ってきたが僕は


「大丈夫ですよ」と彼女に言った


「本当にポーチを拾って頂きありがとございます。」と言ったので


「大切な物なのでしょう僕もしっかり返す事が出来嬉しいです。ですがそんなに大切な物があったのですか?」と聞いたら



「私が…私が一番好きな人と撮った写真が入っているので…おかしいですかね?…」と彼女は言ってきた。


「いいえ、おかしくないです」と僕は、彼女が持っていた写真と同じ物を出して



「だって、僕も一番好きな人との写真を持っているから」


「今まで、言えなかったけれども…真優…ありがとう」







私は、ありがとうと言う言葉が大好きな言葉です。


人に、感謝を示す言葉


ありがとうには色々なものがつまっている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ