表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Legend and Monsters Online  作者: スライススライム
デスゲームの始まり
3/5

「ギルド」

【電姫】によるLAMOの支配が始まった日の夜、俺は自分のプレイヤーハウスに居た。

何もする気が起きず、ただボーッとしていた。

ピンポーンと客がきたことを告げるチャイムが鳴った。

「入っていいぞ」誰だろうと思いながら、鍵を自動で開けた。

「うーす!ネオン 久しぶり!」

シオンだ。俺のパートナーであり、(リアルでも)親友である。

シオンの種族は【獣人】(ビースト)だ。銀髪青眼で、モデルの獣はライオンだ。

ちなみに俺は、【雷人】(ボルタニアス)だ。特徴は右頬に青いカミナリのタトゥーがはいっていることだ。

「どした、ネオン?」

「いや、ちょっと考え事をしていたんだ。ていうか、シオン お前塔攻略に行くのか?」

「んーどうしよっかな?ネオンは?」

俺はあることを考えていた。

「なあ俺たちベータテスターでギルド作らねえか?」

ベータテスターとはベータ版から始めていてある程度実力がある人たちのことだ。

俺が知っているテスターは10人ほどだ。そのうち不幸にもログインしていたのは、7人だった。

シオンが俺に賛成してくれて、俺たちはギルドを作ることになった。

というわけで、ログインしていた不幸なテスターさんたちを6人ほど集めてみました。

今俺のホームにいるメンバーは

「青き雷獣」こと【ネオン】の俺。レベル454

「危険区域」【シオン】レベル446

「キャットキラー」【風嘩】レベル433

「龍狩り」の【★白夜☆】レベル450

「悪魔の右眼」【うーみん】

「悪魔の左眼」【さーみん】共にレベル435

「狂狼男」【ジャッカー】レベル454

そして「LAMO最強」【桜月】(おうげつ)レベル470の8人だ。

「おういえ!なんだい!ネオン!御用は何よう?」といつもどうりテンションの高いジャッカーさんが喋りかけてきた。

双子プレイヤーのうーみんとさーみんは家の中で鬼ごっこをして遊んでいる。元気のいい奴らだ。え 白夜も入ってるし、風嘩は勝手にコーヒーいれて飲んでるし、桜月さんは、シオンと決闘(ディエル)してるし。なんなんだよもう。

仕方なく俺が手を叩き集める

「はーい みんなーおやつの時間ですよー」

「「「「「「「はーい!!!」」」」」」」

幼稚園生かよ。みんな集まったし、早えな。

みんなが座ったところで、俺が早速「俺たち同盟くんでギルド作らねえか?」と言うとみんな真面目な表情になった。

「確かに、ギルドをつくって俺ら全員で塔いったら最強だろうね」

と白夜が言った。

「ギルドに参加してくれる人は手をあげて。」とシオンが言うと。

全員が手を上げた。

テスターは基本ソロなのだ。

こうして俺たちのギルド《桜吹雪》が発足した。

ギルド名はギルドリーダーになった、桜月さんがつけた。

ギルドにはギルドハウスが一棟与えられ、そこは、LAMOの世界でのお金である『シェル』を払えば大きくできるシステムだ。

最初は、一部屋しかなく狭いのだが--ー俺が地図に示された《桜吹雪》のギルドハウスに向かうと、とんでもねえぐらいの大きさの、建物があった。

「どうしてこうなった…」

地図の位置を何回も確認したが、間違いはなかった。

このバカデカイ建物は《桜吹雪》のギルドハウスだ。

桜月さんがたくさん投資してくれたようです。あ・・ありがてえ。

とりあえず、自分のプレイヤーハウスにあった家具を全部チップ化させて、アイテムボックスに入れて、それをギルドハウスの俺のアイテムボックスに移転させた。

桜月さんは、一人一部屋丁寧に増築してくださったのだ。

空き部屋もたくさんあり、皆で集まれるリビングもある。

ざ...財力パネェ・・・・











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ