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観覧車から
「か、観覧車って結構揺れるんだね…」
私は窓の外を見るのが怖くて、震えながら彼、崇の服の裾を摘まんだ。
「こ、声震えんぞ…みちこ…」
崇の声も震えた。
必死に拳を握りしめ、くっと堪えるように奥歯を噛みしめている。
「崇こそ…
ねえ外見てても仕方ないじゃん…
もっとこっち来てよ…」
立とうとしたんだけど、私は膝が震えて力が入らなかった。
服を引っ張って引き寄せようとしたら、崇は無言で抱き締めてくれた。
「夜景…ちゃんと見たかったね…」
読んで頂いてありがとうございます。
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