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短編。その1「」

作者: 誤字はステータス

よろしくお願いします。

第1話「勇者殺し」

王都にてとある1報が来る…。

モブA「勇者一行!壊滅しました!」

王都に居たものたちは顔の色が青ざめる。

王様「…!場所は!」

モブA「獣族の集落です!」

ーーーー

王都に1報が入る数時間前の事。

とある儀式の最中。

僕は今訳あって今勇者一行を殺した…。特に心が痛むとかそんな気持ちがない。

周りの獣族達がざわめく…。その中央にいた女の子は…、状況が判断出来ずにいた。

獣族の女の子「…!」

赤く染まった獣族の白い髪…。

僕「大丈夫?」

僕は女の子に近づく…。

獣族の女の子「う…ううわぁ…。」

女の子の前には2人の真っ赤な死体がいた。

獣族の女の子「勇者様…、騎士様…。」

女の子は状況を理解する…。そうだ…。この人…僧侶様が2人を殺したのだと…。

女の子は近づいてくる僧侶怯える…。

僧侶は手を女の子の頭に置く。

僧侶「良かった。」

2人の仲間を殺した後とは思えない笑顔だった…。

獣族長老「おぉ!貴様は何をしている!」

何事かと長老が近ずいてくる。

獣族長老「我々はこの娘を生贄にここを守ってくれるようにあなた達に頼むのです!儀式の邪魔をしないで下さりたい!あなたも!勇者一行ならわかるでしょう!」

すると女の子に見せた顔とは裏腹に僧侶は獣族長老に対して

僧侶「わかってる。だから、この子が殺される前に勇者と騎士を殺した。」

獣族長老「くっ!」

長老は1歩引く…。

僧侶「わかってるだろ?あの死体共は、勇者と騎士なんて言われてるがあいつらはイカれた狂人だよ。色んな族を殺して回ってる。話聞いてるだろ?昔の勇者一行とは違うんだよ!」

そう言って僧侶は長老に背を向けこう言った。

僧侶「もう昔の優しい奴らもういない!俺は魔王に復讐しに行く!」

俺はそう叫び、歩き始める…、

すると後ろから裾を引っ張られた。

獣族の女の子だった。

獣族女の子「あ…、ありがとう…!」

僧侶は笑顔で…。

僧侶「良かったよ。無事で。」

そう言って姿を消した…。

獣族長老はポカーンとしていた…。魔王?何を言っている…、勇者様しか倒せない魔王を僧侶が倒す?

獣族長老「それより先に!王都にこれを連絡!そしてこの女は…!」

女の子「!!!!」

ーーーーーーーーーー

僧侶は集落を出ていた…。

すると後ろからタッタッッ…。と走る音が聞こえてきた。

後ろを振り向く、

僧侶「!?どうしてお前が?」

女の子「村…追い出されちゃった…。」

僧侶「…。親は?」

女の子「私を産んでそのまま…、死んだって…。」

僧侶「そうか…。お前俺に着いてくか?」

女の子「・・・・。うん…。」

僧侶「・・・。そうか。なら…着いてくるといい。」

女の子「は…はい!」

ーーーーーーー

後日、燃えた獣族の集落から勇者、騎士、長老の死体が発見された。




ありがとうございました。

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