48/59
美の結晶達
話の流れで、区切りがいいところで切ったら短かった。
シャンデリアの眩い光の中、ミルフィリア達が姿を現した。
王太子となるゼウリスにエスコートされたミルフィリアは女神のような美しさで、会場を埋める令嬢令息達やその親達までもがほぅ、とため息をついて見詰める。
勿論、ミルフィリアをエスコートしているゼウリスの絶対的な美の象徴のような姿は、賛辞の言葉は陳腐に感じ、ため息さえ邪魔になるほどだ。
彼らの後ろを歩く白い軍服の姿のアルレスは凛々しく、アルレスにエスコートされているテーミスは愛らしいだけで無く、気品溢れる王女らしい姿で、王族達の麗しい姿に皆声もなく見惚れていた。
視線を集める彼らが壇上に上ろうとした時、真緑のドレスを纏ったエリスがズカズカと近寄ってきた。
エリスが着る真緑のドレスは妙にテカテカして、一瞬雨の日にケロケロ鳴いているモノを想像したのか、会場に居る者達がクスクス笑っている。
次は断罪第一弾!




