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四月 入学(3)

 その後、時刻はお昼少し前になり、学園の行事も滞りなく終わり、先生の終了の挨拶で、ボクたちは解散となった。

 これからどうしようかと机の上の教材を鞄の中にしまいながら考えていると、美咲さんが声をかけてくる。


「幸子ちゃん、このあとどうするの? もし何だったら、一緒に部活の見学に行こうよ」

「あら、それはいいですね。なら、私も同行させてもらいたいです」


 美咲さんの提案に、すかさず麗華さんも便乗してくるが、ボクは断りを入れる。


「二人の誘いは嬉しいけど、今回は遠慮させてもらうよ。

 このあと、行きつけのスーパーのタイムセールの下見があるからね」


 あんドーナツといちごミルクだけでは、育ち盛りであるボクの体の全てを補えるわけがない。何もかも貧乏が悪い。この答えを聞いた二人は、何故か絶句していた。

 そして何かを察した美咲さんが、おもむろに問いかけてくる。


「えっ…ええと、幸子ちゃん。そんなにお金ないの?」

「ないよ。今日の食費は全部で二百円だからね」


 恐る恐るといった問いかけを、ボクはバッサリと切り捨てる。

 その瞬間、質問した美咲さんだけでなく、麗華さんも同時に、教室の床に崩れ落ちた。二人は床にペタリと座り込みながらも、なおも何かを喋ろうとしては口をつぐむ。

 ボクは彼女たちから視線を外し、完全に帰り支度を終えて二人にさようならと断りを入れ、教室から出ようと一歩を踏み出そうとした瞬間、突然美咲さんに背後から抱きつかれて、危うくバランスを崩して倒れそうになってしまう。


「待って! 幸子ちゃん待って! 帰りに私の家に寄ってよ!」


 困った。美咲さんにガッチリと抱きつかれてしまい、一歩も動けなくなってしまった。前世ならともかく、今の体では振り払うなんて到底無理だ。あと背中に柔らかい胸が当たっている。ボクの平原とはすごい違いだ。

 予期せぬ精神的ダメージを受けたせいか、やたらと重い溜息を吐きながら、彼女の言葉の続きを待つ。


「私の家、食堂やってるから! だから美味しいもの食べさせてあげる! 友達の家に誘われて一緒にご飯を食べるのは普通だよ! 普通!」


 何やら必死にまくし立てる美咲さんに、毎回お世話になるのはタカリと同じだが、一食ぐらいならいいかもしれないと楽観的に考え、今回は彼女のお誘い受けることに決める。

 ボクがお世話になりますと答えると、二人共ほっと胸を撫で下ろし、案内するから一緒に帰ろうと、通学鞄を手にかける。

 校門まで三人で仲良く歩いて行くと、正面には停車した黒いリムジンと執事服を着た年老の男性が待っていた。


「本当なら、私も一緒に行きたいのですが、今日は習い事がありますし、お父様も報告を心待ちにしていますので、これで失礼させてもらいますね。それでは二人共、また明日」


 そう言い終わると、麗華さんはそのまま黒塗りのリムジンに乗り込み、最後に執事の人もボクたちに向かって優雅に一礼したあと、一緒の車の前の座席に乗って、殆どエンジン音もなく走り去っていた。どうやら彼は執事でもあり、運転手でもあったようだ。


「幸子ちゃん、お嬢様って本当にいるんだね」

「うん、ボクもはじめて見たよ」


 ボクと美咲さんはしばらくの間、口を半開きにしたままのマヌケな顔で、麗華さんが消えた方向を呆然と眺めていた。









 美咲さんの家はボクの家から一駅しか離れておらず、案外近かった。表向きは簡素な昔ながらの食堂という感じで、佐々木食堂と大きく書かれた看板が、正面入口にかけられている。彼女の道案内に従って裏口に回ると、そのまま二階の自室に案内される。

部屋に入ると、ぬいぐるみや女の子らしい小物が綺麗に整頓された状態で並んでいた。中央に簡易丸机を立てて、座布団を敷いてもらい、取りあえず適当なところに座って待っててと言い、美咲さんは扉から出ていった。

 ボクは何となく落ち着かずに、室内をしばらくウロウロしたあと、結局用意された座布団には座らずに、邪魔にならないように隅の壁を背にして体育座りになり、何となく辺りを見回してしまう。

 そのまま数分ほど過ぎると、両手にトレイを持った美咲さんが、足で扉を開けて戻ってきた。


「家で作ったミックスフライ定食だよ。まずはこれを一緒に食べよう」


 トレイの上には小麦色に揚げられた白身魚と刻みキャベツ、白米と味噌汁と小鉢のセット、小鉢はきんぴらごぼうと浅漬けの二つが乗っていた。

 部屋の隅に所在なさげに縮こまっていたボクは、美味しそうな料理を前にして、飛び起きるように中央の丸机の前まで一気に移動する。そして大好物を目の前にして、飼い主の許可を待つ犬のように、美咲さんと魚フライの様子を交互に伺う。

 やがてボクの様子に気づいたのか、彼女は手を合わせて、いただきますと言ってから、美咲さんが箸でフライを崩して、ゆっくりと口に運ぶ。

 ボクも遅れまいと、慌てていただきますと手を合わせて、食事に移る。

 白身魚は外はカリッと、中は柔らかく、ソースの味を引き立てる。きんぴらごぼうも甘辛い味付けでボク好みだ。味噌汁や白米もどこか懐かしい味で、とにかく夢中で口の中に詰め込んでいく。


 結局米粒の一つさえ残さず、完食してしまった。お腹が膨れて一段落したボクの様子を、ニコニコと微笑みながら眺めている美咲さんと、ふと目線が合い、妙に気恥ずかしくなり、思わずプイッと目をそらしてしまう。


「それじゃ、一階に行こうか。父さんと母さんに、幸子ちゃんのこと紹介しないとね」


 そういえば挨拶がまだだっと、今さらながらに思い出し、立ち上がって部屋から出ようとする美咲さんのあとを、慌てて追いかける。







 佐々木食堂の一階は、昔ながらの食堂という感じだった。壁に貼られた数多くのメニューに、細長いカウンター、お座敷もあるものの数が少なく、殆どは机と椅子の席が中心になっている。

 今は昼の時間を大きく過ぎているためか、お客さんは誰もおらず、美咲さんの父母に紹介するため四角机に向かい合うように座ると、表に準備中の立て札を出しているので、今は夜に備えた仕込みの時間だから、他のお客さんの心配はしなくていいよと、美咲さんがこっそり教えてくれた。


「貴女が幸子ちゃんね。美咲から聞いてたけど本当に可愛いわね。本当に高校生?」

「別に家で働くのは構わないが、こんな小さい子で大丈夫なのか?」


 ボクはお友達の家でご飯を食べさせてもらいにきただけなのに、いきなり働くとか言われてびっくりする。

 しばらく考えて、美咲さんはおごりのつもりだったが、さっき食べた分の一部は無料ではなく、食べた分は働いて返すようにということだと気がづき、はっきりと返事をする。


「大丈夫です! 飲食店でのアルバイトには慣れています!」


 ただし前世でだが、飲食店での経験はおぼろげでしかないが、体が覚えているので、全くの初心者よりは働けるだろう。


「だから、このお店で働かせてください! お願いします!」


 ペコリと頭を下げる。美咲さんにその気はなかったとしても、無銭飲食で警察のお世話になることだけは、何としても避けたかった。

 しばらく、ボクに仕事の段取りや道具の配置などを説明すると、百三十センチの身長には少しというか、かなりサイズの大きい割烹着を渡され、それを着用したまま店内の掃除を頼まれた。








 掃除なら家で父の口から吐かれた汚物や、こぼした酒やツマミ、無造作に捨てられた缶や空箱などの処理で慣れてるので、全く苦にならなかった。

 雑巾を搾って机を拭き、調味料や割り箸の補充を速やかに行う。小さな体でテキパキと段取り良く仕事をこなすボクとは対象的に、ハラハラしつつことの成り行きを見守る大人二人と高校生一人に、店内の掃除を終えると何故か思いっきり感心された。

 もうすぐ夕方で店を開けるからと、表の立て札を営業中に変更し、そのまま掃き掃除を命じられたボクは、指示通りにサッサッサッサッと竹箒で掃き、入口の前の落ち葉やゴミを一箇所に集める。

 大体集め終わったので塵取りで回収し、また店内に戻って指示を仰ごうかなと考えていたら、ちょうど部活帰りなのか、何処かの学校の男子生徒のグループが通りかかった。


「ふーん、こんな所に飯屋があったんだな」

「飯屋は最初からあったが、お前ら含めて、誰も入ろうとしなかっただけだろうが」

「ねえキミ、ここの家の人? ここって何かオススメ料理あるの?」


 と口々に話しかけてきた。別に佐々木食堂の人ではないけど、今は短期アルバイト中なので、まあ同じようなものかなと考えて、コクリと頷きながら集めたゴミを処分し、竹箒を壁に立てかけると、両手を組んでオススメのメニューについて考えはじめた。

 とはいっても、ミックスフライ定食しか食べたことがないため、オススメを聞かれても答えようがない。知らないものは知らないため、ここは正直に答えることにした。


「ボクはまだ、ミックスフライ定食しか食べたことがないですけど、すっごくおいしかったですよ! なので、きっと他の料理もどれもおいしいはずです!」


 と、美咲さんの部屋で食べた久しぶりの豪華な食事を思い出し、無意識に顔を緩めならが男子学園生三人に向かって答えを返す。

 彼らはしばらく互いに顔を見合わせると、ゴクリと生唾を飲み込み、外掃除が終わったので、そろそろ報告に戻ろうとするボクのあとを付き従うように、三人並んで佐々木食堂の暖簾をくぐる。


「外掃除終わりました。次は何をしましょうか?

 それと、佐々木食堂のオススメメニューとかありますか?」


 食材の下ごしらえを終えた店主さんに報告と質問をしながら、お客さんに出す緑茶を受け取り、手早く座敷に運ぶ。すると店主さんではなく、店の奥に控えている奥さんが質問に答えてくれた。


「うちの飯は何でも美味いよ! でもそうだね。貴方たちのような若い学生さんが好むメニューといったら、やっぱりカツ丼が一番人気だね!」


 奥さんの答えに、ボクは熱々の卵とじカツ丼を想像してしまい、カツ丼…卵とじ…ご飯と絡む汁…などを思わず口に出し、お客さんの前にも関わらず、また無意識にだらしのない緩みきった表情を浮かべてしまう。


「俺、…カツ丼にするわ!」「あ、じゃあ俺もカツ丼!」「俺の分も合わせてカツ丼三つね!」


 突然の注文を受けて、カツ丼から意識を揺り戻したボクは、慌ててブルブルと左右に首を振り、店主さんにカツ丼三つ!っと、報告を行うのだった。






 いくら前世で慣れてるといっても、小さな体では思ったようには動けず、トレイと伝票を片手に、店内をちょこまかと駆け回る。

 さらには積極的に声をかけてくるお客さんの相手もしないといけないので、精神的にも肉体的にもとても疲れるのだ。


「がはは! ちんまい子じゃのう! どうじゃ? ワシの孫にならんか?」

「店主、いつの間にこんな子を雇ったんだ? それとも隠し子か何かか?」

「失礼な奴だな。今日からだ。あと美咲の友人だからあまり変なことするなよ」

「ちょっと! また幸子ちゃんのお尻に手を伸ばして! いい加減にしてよ!」

「女の尻を触ることが生きがいなのじゃ。年寄りの最後の楽しみを奪うでない」

「はぁ…おじいさん。娘の友人にセクハラしないでちょうだい。お酒を取りあげますよ?」


 そんな会話があちこちで行われているのだから、これは明らかにお昼の一食分の飯代を越えている。ブラック企業はやっぱり怖い!と心の中で嘆きながらも、命じられた仕事には手を抜けない性分なので、閉店時間になるまで手足をひたすら酷使する。

 ようやく仕事が終わったときには、あまりの疲労のためにカウンターに突っ伏してしまうほどだ。美咲さんと父母の心配そうな視線を感じる。すると店主さんが、絶賛グロッキー状態のボクにねぎらいの言葉をかけてくれた。


「幸子ちゃん、今日はお疲れ様。これは今日の日給と、残り物で悪いけど晩の賄いだ。それ以外にも、適当なものをいくつか包んでおいたからな」


 そう言って、目の前にお金の入った封筒と、美味しそうな肉や野菜を詰め込んだ、透明なトレイをビニール袋に入れて持たせてくれた。突然の展開に心の準備ができてなかったボクは、思わずマヌケな返事を返してしまう。


「え? これは何ですか? お金と料理? でも何で?」


 まだ混乱するボクを見て、あっ…と声を漏らした美咲さんが、慌てて説明をはじめた。


「本当にごめん! 私、幸子ちゃんに何も言ってなかったよ!」


 あたふたと慌てながらも、何か言おうとしている美咲さんに、ご主人と奥さんは呆れたように手で制して、説明を代わるように言う。


「簡単に説明するが、幸子ちゃんはこれから土日祝日は、佐々木食堂でアルバイトをしてもらうつもりだ。学園の許可も別に必要になるが、それは明日以降の話だな。

 今日は初日で慣れない中頑張ってもらったから、少し色をつけておいた。あと、賄いは毎回つける。バイトでクタクタになったあとに、まともな料理なんてできないだろうしな。

 しかし、てっきり美咲が話していたものだと思っていたが……はぁ」


 バツの悪そうな顔をして、あからさまに視線をそらす美咲さんを、ボクはジト目で睨みつける。勝手に勘違いしたボクも悪いけど、せめて説明ぐらいしてもらいたかった。おかげで仕事中に余計に疲れてしまった。


「えっと…幸子ちゃん…怒ってる?」

「別に怒ってないよ。結果はどうあれ、美咲さんはボクの為を思って、そうしてくれたんでしょう? だから、…ありがとう」


 今日一日色々あったけど、久しぶりに美味しいご飯も食べられて、体も思いっきり動かせたので、充実している。何より友達までできたのだ。これで怒ったら罰が当たるというものだろう。

 ボクの言葉に感極まったように、カウンター席の隣りに座っている美咲さんが、ありがとう!と言いながら思いっきり抱きついてきた。

 突然の不意打ちとあまりの勢いに、思わず椅子から転げ落ちそうになり、一生懸命踏ん張って耐える。


「ボクがアルバイトをするのは助かりますけど、本当に大丈夫なんですか? その、無理してるんじゃ」

「その点に関しては心配はいらない。元々美咲だけでは手が足りずに、近いうちにバイトを一人雇おうかと思っていたところだ。むしろ幸子ちゃんが来てくれるなら、大助かりだ」

「そうよ。それに今日の仕事ぶりから判断すると、何ごとにも真面目で一生懸命で、段取りもよくて、おまけに可愛いと、こんな子を雇わずに、他に誰を雇うと言うのかしら?」


 三人共ウンウンと頷いているが、最後の可愛いというのだけは間違いだと思う。学園生にしては未成熟過ぎる体型で、胸元もとてもスレンダーなラインを描いている。おまけに現実世界のように思えてもボクの髪はピンクだ。それとも愛玩動物的な可愛さなのだろうか。中身が男の自分では、どうもこういう美的な判断力に欠けている気がする。

 とはいえ、働けるというなら大歓迎だ。少なくともこれで、飢餓状態からは脱出できるのだから、ボクは三人の好意をありがたく受けることにする。


「ありがとうございます。それでは明日からよろしくお願いします」


 相変わらずボクに抱きついている美咲さんを引き剥がそうとしても、タコのようにピッタリとくっついており、どうにも無理そうなので、仕方なくそのまま立ち上がり、店主さんと奥さんに向かって深々と頭を下げた。

 そのあとは次のアルバイトのスケジュールなどを決めて、また明日となった。佐々木食堂からは歩いて一駅の距離なので、ボクはそのまま帰るつもりだけど、夜間の子供の一人歩きは危険だと言われて、美咲さんが家まで送っていくことになった。


「ねえ幸子ちゃん、危ないから手を繋ごうよ」

「あの…ボク、高校生だし今は人通りもないから、別に迷子にはならないと思うけど」


 そう答えると、美咲さんはあからさまに残念そうな顔をしつつ、ボクに向かって差し出した手のひらを、握ったり開いたりをしばらく繰り返していた。このままでは埒が明かないので、ボクのほうが先に歩き出したら、美咲さんはようやく諦めたのか、すぐ後ろに続く。

 本当にボクは子供ではなく十六歳なんだけどな、それでも大人から見たら子供には違いないけど。などと考えながら、美咲さんと今日あったことを話しながら歩いて帰り、ボクの家の前で手を振って別れた。







 玄関の鍵を開けて小さく、ただいまと呟き、電灯をつけて脱いだ靴を丁寧に揃えて、居間に向かう。父はいなかった。

 寝室も扉を少し開けてそっと中の様子を伺ったが、姿は見えなかったので、どうやら留守のようだ。酒かツマミを買いに行ったのかもしれない。


 取りあえず自室に戻って制服をハンガーにかけたあと、ラフな格好に着替えて、散らかったままの酒類を全て片付け、乱れた父の布団を敷き直した。

 そのあとは居間に移動して、店主さんから帰り際にもらった賄いを、机の上に広げる。中身は天ぷらや魚のフライ、お肉や煮物などをプラスチック容器の中に詰められるだけ詰めてくれたようだ。すっかり冷めてしまっていたが、どれもとても美味しかった。

 とはいえ、お子様体型なのでそこまでの量は食べきれずに、残りは朝食と、帰ってきた父に回すことにする。

 お酒のツマミになりそうなもののみを、お皿の上に小分けにしてラップをかけ、お友達の食堂でいただいた物です。美味しいので、食べてください。幸子よりと書き置きを残し、お風呂に入り、そのまま布団に直行する。

 今日は色んなことがあって、精神的にも肉体的にもすごく疲れていたので、帰ってきた父は、ちゃんと机の上の食事を食べてくれるのだろうかと、そんなことを考えていると、数分後にはスヤスヤと可愛らしい寝息を立てはじめるのだった。

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