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虫のような構造
「まあ、虫みたいなものだよね。装甲と骨格が一体化した外骨格なら中身を空洞に出来るから軽量化も容易に出来るし、空洞になった部分に動力や燃料タンクだけじゃなく、武装まで埋め込めるからゴーレムの構造は基本的にこれ一択だね」
「その構造だと肌とか筋肉の質感は表現不可能だな?」
「そ、だから人間の骨格みたいなフレームを作って、その外側にパテを埋めるみたいに装甲を張り付けていくか、それか既存のボディの表面にフィルターみたいなのを覆って無理矢理質感を再現するかで色々試してるみたいだね」
本当に虫の外骨格みたいな構造をしているのか。……まあ、それが一番手っ取り早いのだろうな。
「虫の構造だと体の可動域に問題が出るだろ。人間の体で例えれば手のひらを返すとか出来ないと思うが」
「まあ、手のひらを返すには骨が二本必要になるからね。まさかオートマタが手首だけをドリルみたいに回転させるってわけにもいかないから、やっぱり内部に骨格を持たせる事になるよね。……費用もかさむし壊れやすくなるって問題があるけど」




