表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
3047/3214

どっちが信じられるか

「なるほど、確かに予選突破は難しいのだろうな。恐らくだが、実技一本で行けるとこまで行くつもりだったのだろうな……」

「文武両道なんて両立させようとしたら両方とも合格点に及ばないなんて事になりかねんからな。そこは腹をくくったのだろうな」


 確かに無理に両立しようとしたら両方ともダメになるなんて事になるのは容易に想像がつくな。


「それが見事的中したというわけか。完全にタラればではあるが、俺やお前も出場していたらワンチャンあったかもな」

「色々と情報が出揃った今になって考えればな。だが、それだって上手く行ったかもしれない止まりだ。それでは困るのだよ私の場合。せめてもっと確実に百位以内に入れると言う確証が欲しい。そういう意味では、私はまだタラればを言えん状況だな」

「他の選手達がどれだけの実力を持っているのか現状ではまだわからんからな……」


 この競技が終わってからなら、もしも自分が出場していたら……というもしもを考える事も出来るだろうが、現状ではまだまだ無理か。


「私がどこまで戦えるかという実力の部分もそうだが、それ以前にここまで辿り着けるかという問題もある。当事者の立場になればまた話は変わって来ると思うが、例の問題についても私は答えがわからんかったからな。人数の多い方に流れていたかもしれんし、そうなればフィリパの方も私に流れて不正解になっていた可能性まで出て来てしまう」

「まあ、そういう可能性もあるか。逆のパターンも勿論あるわけだが……フィリパが誰の解答を参考にしたかで話は変わってくるな」


 単純にそいつの出す解答とオリヴィエの出す解答どちらが信ぴょう性が高いかって話だからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ