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崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
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今になって意識する理由

「流石に自分のところと同格レベルの国から文句を言われたら無視を決め込む事は出来ないか。だとすると、むしろ自重するのが遅すぎるようにも思えるが……」

「そりゃあ、今まではそこまで強い批判は出て来なかったからな」

「今までは我関せずだったのか?」

「ああ。長い歴史の中で、友好的な関係を築けていたり、敵対的な関係だったりする事はあったが……どっちにしたって自重する理由にはならないからな」


 ……友好的な関係ならアピールした方がお互いにメリットがあるし、逆に敵対的な関係ならそもそも相手に気を遣う必要が無いからある意味で同じ結論になるって事か。


「つまり、その行動を取ったところで他の大国との関係は良くも悪くも変化しないから意識する必要が無かったという事か」

「そういう事だな」

「……しかし、ここ最近は自重するようになったのか」

「……そういう事だな」


 他国との関係に変化が現れ始まっているのか。


「急にどこかの国と仲良くなったのか? それとも、急に険悪にでもなったか?」

「前者だな。元々はある国と仲良くしていたのだが、ここ最近になってもう一つと親密な関係になりつつあってな。こちらとしては要警戒の流れになってきている」


 ……その発言を聞く限りでは、仲良くしてるのはこっちの国とではなさそうだな。


「下手したら三対一の勢力関係になりそうだな?」

「最悪の可能性を想定するとそういう事になるな。もっとも……三つの国の思惑はそれぞれ違うだろうから、三つが手を組むという事にはならないと思うが……こちらの国が一人勝ちしているようなものに関しては足並みをそろえて何らかの規制を仕掛けて来る可能性は高いな」


 流石に三つの国が手を組んで残った一つを滅ぼそうなんて物騒な団結は起こらなそうだな。だが、圧倒的一位をけん制するために口裏を合わせて来るというのは無視出来ない事態だな。そして……恐らくだが、この圧倒的一位をけん制するために他の三つが団結するという現象は過去に何度も発生しているのだろうな。その中には当然、この国が入っていた事も普通にあるのだろう。


「そうやって一位の妨害をして均衡を保ってきたのか。……で、今回はこっちの国の番が回ってきたわけだ」


 オリヴィエの口ぶりからして、三つの国の意見が揃う事は滅多に無いのだろうな。逆に言えばそれくらい明確に独り勝ちの状態が続いている分野があるって事か。

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