法律の穴
「あー……一つ勘違いしているようだから訂正しておくが、新品より人の手が加わった方が質が良くなるのは事実だが、武器そのものは新品として売っているぞ」
「……学校に貸し出しているんじゃないのか? その時点で新品じゃないだろ」
「いや、検査工程という名目で貸しているから鍛冶ギルドからの言い分は製造工程の一環との事だ」
「……それ、ありなのか……?」
オリヴィエからの言葉に俺は驚きを隠せないでいた。どう考えても第三者の手に渡っているんだから製品として渡しているだろう。
「学校に貸し出す目的が寄贈等ではなく、明確に性能の向上、耐久度や安全度の検査だとする事で『未使用』かつ『未出荷』扱いにするわけだな。まあ、法の穴を突いた方法だ」
「検査に出しているだけだから出荷しているわけではないし、当然使用しているわけでもないと言い張るわけか……しかし、そうなると学校側だって検査方法をルール化する必要があるよな? 返却した物が製品として客の手に渡る事はわかってるハズだから、万に一つ何か問題が発生したら学校の責任問題になるぞ。……と、言うか、学校内で学生に労働なんてさせて良いのか?」
品質の検査である以上は、やってる事は間違いなく業務って事になる。となれば当然、学校とギルドの間で何らかの契約は結ばれているハズだし、その契約上、検査の業務をやっている人間には人件費を払う責任があるハズだ。つーか払ってなかったら学生に無償労働させてる事になる。
「学生が学校内で労働を行う事そのものは問題無い。図書館の書士つ勘違いしているようだから訂正しておくが、新品より人の手が加わった方が質が良くなるのは事実だが、武器そのものは新品として売っているぞ」
「……学校に貸し出しているんじゃないのか? その時点で新品じゃないだろ」
「いや、検査工程という名目で貸しているから鍛冶ギルドからの言い分は製造工程の一環との事だ」
「……それ、ありなのか……?」
オリヴィエからの言葉に俺は驚きを隠せないでいた。どう考えても第三者の手に渡っているんだから製品として渡しているだろう。
「学校に貸し出す目的が寄贈等ではなく、明確に性能の向上、耐久度や安全度の検査だとする事で『未使用』かつ『未出荷』扱いにするわけだな。まあ、法の穴を突いた方法だ」
「検査に出しているだけだから出荷しているわけではないし、当然使用しているわけでもないと言い張るわけか……しかし、そうなると学校側だって検査方法をルール化する必要があるよな? 返却した物が製品として客の手に渡る事はわかってるハズだから、万に一つ何か問題が発生したら学校の責任問題になるぞ。……と、言うか、学校内で学生に労働なんてさせて良いのか?」
品質の検査である以上は、やってる事は間違いなく業務って事になる。となれば当然、学校とギルドの間で何らかの契約は結ばれているハズだし、その契約上、検査の業務をやっている人間には人件費を払う責任があるハズだ。つーか払ってなかったら学生に無償労働させてる事になる。
「学生が学校内で労働を行う事そのものは問題無い。図書館の司書だとか、学内での仕事は存在しているからな」
司書か……確かに学生のうちに司書になっていればありえる……のか? まあ、何かしら専用の法律があるのだろう。




