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崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
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常人には理解出来ない事

「頭が良過ぎてとんでもない問題を起こすわけか……一応聞くが、その火霊祭優勝者自身は問題を起こしたってわけじゃないんだよな?」


 あくまでも原理を理解していない奴が経営破綻を起こして大問題になったわけで、それを考えた本人がやらかしたって事はないだろう。


「ああ。問題を起こしたのは別の人間だ。まあ、あの時代に思いつくべきでは無かったとは言われているがな」

「時代が追い付いていなかったってやつか……天才ならありえる話だな。本人ならそういう問題が起こるって予想できたんじゃないか?」

「それは……何とも言えんな。問題が発生する事を予期していたとしても不思議では無いが、そこまでの馬鹿は想定していなかったという可能性も捨て切れんな」


 まあ……確かにこの世の中には想像を絶する馬鹿というのは存在するし、その馬鹿がどのレベルなのかを天才が把握していなかったというのもあながちあり得ない話ではないかもしれないな。


「まさかこんな事はしないだろうと思うような事でもやらかす奴はいるからな……天才基準のまさかって振る舞いも、俺達常人からしてみたらわからずにやってしまっている可能性はあるかもな」


 知識があるならやらないような危険な行為も、その知識が無ければ知らず知らずのうちにやっているなんて話は良くある事だろうからな……それが金だとか保険だとかの話になれば、わからない奴の方が多いというレベルだろう。


「やっているだろうな。……と、言うか、やっているからこそ問題が発生したわけだからな」

「確かに……多くの資産家が金を出してしまったのだろう? それだけ難しかったわけだ」


 金に関する専門家みたいなものである資産家がリスクを理解出来ていなかったんだ。そんなものを常人が理解出来るわけがなかったな。

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