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架空兵器達の戦史★戦姫達の物語  作者: 航巡利根
第一章戦艦備前の物語
33/35

第33話 それより団子を食え

前回

平人が陸軍兵士に挑発されて喧嘩になった、平人がやられそうになった時、何者かが助けてくれた


団子屋にて・・・


平人

「いつつ・・・」


??

「大丈夫かい少尉さん」?


平人

「え、えぇ・・・ありがとうございます、えっと・・・」


??

「おっと、自己紹介がまだだったな、俺は平岡颯、本日付けでここの佐世保防空隊に所属になった飛行機乗りだ、階級は大尉」


平人

「し、失礼しました大尉殿!!!、じ、自分は艦船勤務の葉山平人少尉です」!!!


平人はその場で立ち上がり、敬礼した


「あぁ、堅苦しい挨拶はしなくていいぜ、それより団子を食え」


そう言って三色団子を差し出す颯


平人

「あ、ありがとうございます」


「ふぅ~しかし配属そうそう喧嘩が出来るとは思わなかったぜ、憲兵が来た時にゃ全速力で逃げたからな」


平人

「た、大尉殿、本当にありがとうございました・・・あのままだったら絶対負けてました」


「いいって・・・それより、さっきから何で珍しそうな目で俺を見てるんだ」?


平人

「えっ・・・い、いや・・・大尉殿の後ろに・・・」


「後ろ」?


そう言って颯が振り向くと・・・


羽音

「・・・今気づいたんですか、大尉」


そう言って団子を食べる羽音


「羽音!?いつの間に」!?


羽音

「・・・大尉の頭上にずっと飛んでました・・・団子が見えたので降りたんです」


「そ、そうか・・・」


平人

「あ、あの~その娘は」?


「あ、あぁ・・・ん?お、お前こいつが見えるのか」!?


平人

「見えるのか?・・・もしかして、精霊の類ですか」?


「よく分かったな・・・もしかして・・・」


平人

「私には艦艇の精霊が見えるのです・・・そっちは戦闘航空機の精霊ですね」?


羽音

「・・・艦魂が見える人ですか・・・初めて見ました、私は颯大尉の愛機、防空戦闘機羽音の飛魂、羽音です」


平人

「防空戦闘機羽音・・・あ!呉軍港空襲の時に出撃していたあの」!?


「ん?ならお前も呉軍港に居たのか」!?


平人

「はい、戦艦備前に乗ってます」


「そうか、戦艦長門と金剛型、それに・・・おっと、こいつは機密事項だったな・・・この2隻を合わした大日本帝国期待の星に乗ってるのか・・・」


戦艦大和は当時民衆達には知られておらず、名前が広まったのは戦後である


平人

「は、はい・・・」


羽音

「・・・その様子だと、何か悩んでいるようですね」


平人

「ここではちょっと話しずらいので・・・別の場所で・・・」


「・・・分かった、おばちゃん、勘定置くよ」


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