表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/98

第5話 俺は慎重に修行してるだけだ……なんで家族に囲まれて観察されてんの!?

 


「リヒちゃん、また寝てる〜♡」

「寝顔が今日も尊い……」

「リヒト、ほんと手があったかいな。魔力……じゃないよな?」


 


 なぜだ。

 なぜ俺は、慎重に、誰にもバレないよう訓練してるというのに──


 最近、やたら家族の視線を感じる。


 


(……まさか、バレてる?)


 


 違う。違うはずだ。

 訓練中の魔力はギリギリ感知されないレベルで流してるし、気絶回数も前より減ってきた。


(目立ってはいない……ハズなんだが)


 


 ……いや、待てよ。


 確かに最近、家族が俺の周囲に集まることが増えてる。

 兄も姉も、前よりずっと「構ってくる」ようになったし、次兄に至っては──


「やぁリヒト、今日もまったりしてるね。うん、いい顔してる。赤ちゃんって感じ」


 


 その割に、やたらと俺の手足を触ってくるんだが!?

 さりげなく脈拍や体温を確認してるようにしか思えない。


(もしかして俺、見張られてる!?)


 



 


 この家族、実は──


 


「……ふむ、リヒト、寝ながらちょっとだけ指を握った。反射かな?」


 


 長兄・アルヴィンは真面目で優しいが、観察力が地味に高い。

 幼少期から“弟妹の寝言ノート”をつけていたという逸話がある。


 現在、その習慣が復活し──

 リヒトの寝顔日誌、毎日更新中である。


 


「リヒト、さっき指先がぽっぽしてたよ〜! 火属性なのかな〜♡」


 


 姉・エミリアは天然の癒し系だが、赤ちゃんに対するポジティブ変換力がバグっている。

 ちょっとした魔力漏れも「成長の兆し♡」で片づけられ、全て愛でられる。


 


「ふ〜ん……。今、顔ちょっと引きつってた? 呼吸も変化アリ……面白いな」


 


 次兄・カイルは軽口キャラだが、実は兄弟随一の切れ者。

 何かに気づいてる。いや、ほぼ確実に、“訓練”を疑っている。


 


(ひぃ……こわっ。あいつだけは本当に警戒しなきゃ……!)


 



 


 そんな中、俺の修行も進化していた。


 昨日までは魔力を“指先で止める”練習をしていたが、

 今日は“指先で別方向に流す”応用訓練に入った。


(これで魔力操作の“制御”に幅が出るはず……よし、成功──)


 


 ──ぐらっ。


(あ、やば)


 


 熱が上がりすぎた。

 まだコントロールが甘かったのか、体温が急上昇。


 視界がぐにゃりと揺れて──


 


 ──ぷつん。


 



 


 気がつくと、父の腕に抱かれていた。


「リヒト……よく頑張ってるな。何をとは言わんが、父さんは見てるぞ」


 


(……えっ!? 今、なんて?)


 


「おまえのやってることが何かは、まだ聞かない。だが、倒れたらちゃんと支えてやる」


 


 声は優しい。でも、あきらかに気づいてる口ぶりじゃないか!?

 この人、元冒険者だぞ!? バレてないわけがない!!


 


(まずい……父さんにまで……いや、でも、今は聞かないって言った……?)


 


 いや、まて。それ、逆に一番プレッシャーじゃね!?

 「いつか話せるようになったらでいい」って、それ完全に“後で問い詰めるフラグ”では!??


 



 


 その夜。

 家族はリヒトを囲んで、何やら密談していた。


 


「リヒちゃん、最近よく動くようになってきたわねぇ〜」


「目の動きとか、ちょっと普通の赤ちゃんとは違う感じがある」


「まぁ僕たちも昔は“変わった子”って言われたし、そういう家系なのかもね」


「うーん、念のため……屋敷の魔力測定道具、今のうちに手配しておくか?」


「おっ、俺も手伝うよ! 面白そうだし!」


 


 ──なんてこった。


 


(囲まれてる……完全に“観察対象”になってる……!!)


 


 リヒト、0歳10ヶ月。

 誰にもバレないように慎重に、隠密に、最小魔力で訓練してきた……つもりだった。


 ……のに。


 


 家族全員、ガッツリ気づいてた。


 


 でも誰も何も言わない。なぜなら──

 「本人が隠してるなら、とりあえず泳がせて見守る」がこの家の流儀。


 


 そして、もし何かあれば──

 0.1秒で敵を叩き潰す。ついでに国ごと更地になる可能性すらある。


 


 そう、リヒトは優しさと爆弾スイッチに囲まれた中で、

 今日も“気づかれてないフリ”を続けるのであった。


 


(これでまだ、俺の正体バレてない……はず……たぶん……)


読んでいただきありがとうございました。

こうなったら面白いとかこんな人を登場させてみてとかなんでもいいのでコメントと評価お願いします。

なお本作品は生成AIと協力して執筆しています。

話の矛盾や質問があればどんどんコメントしてください。

コメントくださぁぁぁぁぁい orz

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ