「枯れ専」という言葉に、一言物申したい
少ーしだけ、お久しぶりの投稿です( ; ; )
私は、年上の人が大好きです。以前「紳士的なおじさまの当て馬が大好き!」とただ書き殴ったエッセイを上げたことがありますが、おじさま俳優さんも大好きです。
精鋭の推しで言うと、西島秀俊さんだったり、迫田孝也さんだったり、田中哲司さんだったり……。この三人が集結した「真犯人フラグ」というドラマは、もう最高でしたね。見ていない方は是非!
そんな話をしたいわけではないんですよ。おすすめドラマは、また次回紹介するとして。このエッセイのタイトル通り「枯れ専」という言葉が、私は嫌いです。
「男爵夫人って、枯れ専なの?」
と、友人に言われたことがありました。おじさま俳優さんが好きだと周りに言えない小心者の私は、あまり人に自分の好みを言ったことがありませんでした。このセリフを言われた時も、恐らく勇気を出して好みを言ったのでしょう。
ここから、おじさま好きの私の持論であり暴論が展開します。おじさま好きではない方は「何言ってんの、馬鹿じゃないの」と思われるかもしれません。……馬鹿で結構ですよ!!
私が「枯れ専」を嫌うのは「まだ枯れてないし」と思うからです。枯れるという言葉を使うということは、暗に「若い頃がピークだったけど、今は魅力が薄れてる」と言っているのだと私は思ってしまいます。え……。果たしてそうでしょうか?
好みの問題によるかもしれませんが、私の先ほど挙げた推したちは、演技力・包容力ともに今が一番ピークだと思っています。年齢を重ねるにつれ、演技の幅が広がっていっているのです。
私はバイプレーヤーの方たちが大好きなのですが、どうしても「バイ」という言葉がついてしまっていることによって、メインになれない人というイメージが生まれてしまうと思います。……そんなわけないじゃないですか!!
皆さん、考えてみてください。バイプレーヤー無くして、面白いドラマが作れると思いますか?! バイプレーヤーがいてこそ、メインが輝き、ドラマの奥行きがもっと広がるのです! ……すみません、取り乱しました。
小心者の私は「男爵夫人って、枯れ専なの?」と言われた際、声を大にして「枯れてない!」ということは出来ませんでした。根に持つタイプの人間なので、ずっと『違うのにな』という思いを抱えていたので、ここで吐き出せてよかったです。おじさま好きではない方、もし最後まで読んでくださっていたら本当にありがとうございました。
一つだけ、皆様にお願いしたいことがあります。おじさま好きだからといって「枯れ専」という言葉を簡単に使わないでほしいのです。私のように「枯れ」という言葉に傷つく人はいないかもしれませんが、同じ思いを抱えている仲間が世界中のどこかにはいるかもしれません。「おじさまが好きなんだ」と友達が打ち明けてくれたとき、そうなんだという一言でいいんです。私たちが無意識で放った言葉が、誰かを傷つけてしまうかもしれません。人の「好き」という気持ちに、優しくできる世の中になってほしいです。
ご覧いただき、ありがとうございました( ; ; )
おじさま好きではない方、好きだけど私の意見とは違う方、それぞれ違うと思います。それでいいんですよ、自分の好きを強要するのはやめましょう!
「なろう」を吐き出しの場に使っているわけでは、決してないんですよ……( ; ; )