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第5話『別れのひとつ』

 《ニコルの世界》


 火葬から3日が経った。


 アンジェがそばにいてくれたから、心の傷は意外と早く癒えた。

 何もない更地を眺め続けて、麻痺してしまっただけかもしれないけれど……それでも、明日のために動けるなら……今はいい。


 自分の体のことにも、もう慣れた。

 自由に生やせて伸びて曲がる腕は、相変わらず気持ち悪い。だけど嫌なら生やさなければいい。

 それに、見た目を変えられる気配がするから、どうにかしていじってみようと思う。


 あとは、私の口からアンジェに言うだけ。

 悪魔に両親を殺されたアンジェに、悪魔になってしまったことを伝えるのは嫌だけど……でも、私の身に何か起こった時に、アンジェが知らないと混乱してしまうから、言うしかない。


 ……そして、その夜。

 私はアンジェが眠る枕元に立つ。


 毎晩寄り添って寝ているけれど、今日はもしかしたら同衾できないかもしれない。そう思うと、胸がどうしようもなく苦しくなる。


「アンジェ。どうしても言わなきゃいけないことがあるの」

「何? ……具合でも悪い?」


 アンジェは私の顔色を見たのか、心配そうに尋ねてくる。怯えているのか、くりくりした目がゆらゆらと揺れている。


 ……不安にさせちゃいけない。なるべく言葉を選んで冷静に伝えないと。

 そう思いつつも、私はアンジェのまっすぐな仕草に心を打たれて、つい正直な言葉を解き放ってしまう。


「私、実は……悪魔なの」

「うん。薬を飲まされたからね」

「えっ。知ってたの?」

「うん。えっ? 知らなかったの?」


 私とアンジェは、揃って目を丸くした。

 ……どうやら気にしすぎだったらしい。


 〜〜〜〜〜


 《ニコルの世界》


 また数日経った。


 アンジェは私の体質を、あっさりと受け入れてくれた。

 私が肉の腕を伸ばすと、最初は気味が悪いものを見るような目をしていて、やっぱり私なんかそばにいてほしくないんだろうなって思った。


 でもすぐに慣れたみたいで、今では変形した私を見ても、飛び上がって驚いた後に「なーんだ」って笑ってくれる。


 それどころか「尻尾とか翼とか、もっと強そうな体を作れるんじゃないかな!?」なんてワクワクしながら提案してくるようになった。

 流石にそれじゃ悪魔みたいになっちゃうと思って、やりたくないと答えたんだけど……。

 翌日、こっそり試してみたら、できちゃった。しかも飛べた。


 空を飛べるなんて鳥みたいで素敵だけど、本当に人じゃなくなっちゃう気がしたから、それっきりだ。


 アンジェの方も、ひとりでいろんな知識を引っ張り出して、自分のものにしていた。

 私が教えた草木や動物の名前から、更に詳しい生態を調べてくれた。毒だと思っていたキノコに調理法があったのは、びっくりしたなあ。


 アンジェはすっかり私より物知りになっちゃった。なんでも調べられるわけじゃないみたいだけど、私じゃもう追いつけないくらい差が開いている。


 他にも、魔法をたくさん覚えて、私にも教えてくれた。

 火、水、風、土。4つの元素を体の部位から具現化させて、操る。この国で広く使われている魔法は、そんな感じらしい。

 他にも色々な魔法があるらしいけど、まだ教わっていないからわからない。奥が深いなあ。


 私はまだ、アンジェほど上手く魔法を使えない。あの時アンジェが使った『火の指:カ・リュウ・カイ』だけは身につけたけど……あの時のように、何もかも焼き尽くすような炎は出せない。


 魔法学校で1ヶ月くらいかけて覚える魔法らしいから、習ってすぐできるようになったのは凄いらしいけど、実感はない。もっと凄い人が目の前にいるんだもん。誰にも自慢なんかできないよ。


 ……それから、2人で話し合って、私たちはこの村を離れることになった。


 ここには家畜や畑が残っているし、私の腕……触手って言うらしいけど、それがあれば暮らしを維持することもできないことはないと思う。


 でも、アンジェの将来のことを考えると、やっぱりいろんな人と助け合える生活をした方が良いと思ったんだ。

 このままだと、良いお嫁さん……今のアンジェは女の子だから、お婿さんか。そういう人に巡り会う機会もないし。

 私個人の感情としては嫁に出したくないけど、それはそれだ。将来を奪ったら、アンジェに悪いよ。


 それに……みんながいなくなったこの村で、たった2人で生きていくのは、寂しい。

 アンジェの家から外に出るたびに、何もない村を見て、憂鬱で心が折れそうになるのは……もううんざりだ。


 旅の支度はもうすぐ終わる。すぐに受け入れ先が見つかるとは限らないから、大荷物になる予定だ。

 商人がロバで運ぶような量になっちゃうけど、今の私とアンジェなら、この倍でも軽いくらいだ。悪魔はみんな力持ち。


「……この先どうなるんだろう」


 私は荷物の外側に長い農具をくくりつけながら、ため息をつく。


 私は化け物だから、手に入れた力を明かせない。ただの力持ちの女の子として生きていくことになる。

 でもアンジェの魔法は、人間でも使える人は大勢いるから、見せびらかしても怖がられないし、むしろ引っ張りだこになるはず。


 アンジェが有名になって、そのうち領主様に仕えるくらいすごい人になったら、私なんかと会うことはなくなっちゃうかも。

 そうなる前に、少しは良いところを見せたいなあ。


 〜〜〜〜〜


 アンジェとニコルは自身の能力を丁寧に分析しながら、村の後片付けと修行を並行して行っている。


 アンジェは知識を得る能力の限界を調べるため、無茶な条件で検索してみたり、誰も知らないような個人的な秘密を探ってみたりしている。


「空を飛ぶ方法……翼を生やして鳥になる……花になって風で飛ばされる……」


 およそ不可能な方法しか出てこなかった。

 アンジェはニコルが持つ能力を思い浮かべて、落胆する。


「ニコルと一緒に飛びたかったなあ」


 彼女が森の中で翼を生やし、飛ぶ練習をしているのを、アンジェは知っている。

 ニコルの体があっさりと大地から離れ、空中で踊るのを見て、胸がときめいたものだ。

 あの後調子に乗ったニコルが太い枝に頭をぶつけてうずくまらなければ、天使かと見紛うところだった。


 覗きがバレてしまったのか、あれ以降はそういった場面に遭遇していないが……諦めずに何度でも挑戦してほしい。


「まあいいや。空はまた今度で」


 アンジェは空を飛ぶことを諦め、次に個人情報の抜き取りを試みる。


 知識を手に入れる力。これを応用すると、この世界にいる人間ひとりひとりの情報が細かく手に入ってしまう可能性がある。

 それはそれで役に立つかもしれないが、自分やニコルの秘密を丸裸にされているようで気分が悪い。同じ力を持つ者と出会う可能性も考慮して、対策を考えなければなるまい。


「アンジェ……ニコル……」


 アンジェは自分たちの名前で知識を釣ってみるが、特に何も引っかからなかった。

 試しに両親の名前や村の名前も使ってみるが、何も出てこない。


 ひとまずは杞憂であった。だが、これから生きていくうちに更新される可能性もあるので、定期的に覗いておくことにしよう。


「(魔王にオレたちが生きてることが伝わったら、危ないかもしれないからね)」


 その後しばらくして、アンジェは辺りをきょろきょろ見回して、誰もいないことを確認する。

 これから調べる内容を聞かれるわけにはいかない。最悪の場合、絶交されることもあり得る。


「よし。ニコルはいない。……やるぞ」


 アンジェは頬を両側からぺちぺちと叩き、気合いを入れ直す。


 これは両親からも「大人になってからね」あるいは「ニコルちゃんに聞いちゃだめだよ」と厳命されていた禁忌だ。それに手を伸ばすからには、生半可な覚悟で挑んではならない。


 アンジェは深く息を吸い、思考を逸らさないよう、調べたい内容を正確に口にする。


「女の子……股……構造……」


 そして。

 頭の中に現れた破廉恥な情報を見て、アンジェはとてつもない羞恥心に支配され、地面を転がり始める。


「うぎゃあ!? これ、見ちゃいけないやつだ!」


 大人への道のりは、まだまだ険しい。


 〜〜〜〜〜


 《ニコルの世界》


 その時、私は保存食を村中から集め終わったので、アンジェを呼びに行っていた。


 するとアンジェが女の子の体について調べようとしていたから、つい魔が差して、雑草に擬態した腕の先に虫のような目と花のような耳を作って、覗いてしまった。


 アンジェはのたうちまわりながら、喉の奥から絞り出すような声で調べ物をしていた。

 あんなに恥ずかしがっているアンジェは初めて見たかも。……まあ、最近は初めてのアンジェばかりな気がするけど。


 そこで聞いた内容は、ちょっと理解できなかった。

 大人にならないとやっちゃ駄目なことを調べてるのはわかるんだけど、まったく記憶に残っていない。違う国の言葉を聞いているみたいで、何を表す言葉なのか推測もできない。


「専門用語かな……。体の部位を指す言葉? それとも誰かとの行為……あるいは感情? 難しいなあ」


 聞いたこともない単語が世の中にはいっぱいあるんだなーという感想です。


 アンジェに聞けば解説してくれるはずだけど、取り返しがつかなくなりそうだからやめておきます。

 やっぱりアンジェの中身は男の子なんだなあと思いました。


 なんだかムズムズしてきた。アンジェが戻ってくる前に、何とかして発散しないと。


 〜〜〜〜〜


 アンジェは木の幹に頭突きをして、痛みでなんとか気持ちを落ち着かせる。

 既に木が何本か折れているが、冷静さを保つための必要な犠牲と言えよう。


 薬を投与されて以降、アンジェの身体能力はまるで悪魔のように人間離れしたものになっている。地団駄の威力も絶大だ。


「(落ち着け……女性のことを考えるな。違うこと、違うことを……)」


 アンジェは女性の体の構造から始まった性知識の波を意識から追いやり、自分たちに投与された悪魔の薬について考察し始める。


 ただの推測だが、あの薬は魔物や悪魔の魔力を凝縮して分け与えるものだったのではないだろうか。

 この村の人間を悪魔に変えて、手下を増やす。それが狙いだったのではないか。()()によると悪魔は魔力で他の生物を乗っ取って増えるらしいので、この説は信憑性が高いように思える。


 アンジェの身体能力が爆発的に向上したのも、悪魔になったからだろう。見逃された理由はわからないが蘇生に時間がかかったからだろうか。まあ、考えても仕方ない。


 それにしても、悪魔の知識の中に人間の学校で学ぶ魔法があるのは不思議だが、潜入調査でもしたのだろうか。

 ……いや、人間の学校に通っているはずがない。悪魔は悪魔だ。人間の教師を拷問して得た知識に違いない。

 そうでなければ、こんなにも不埒な……悪魔じみた知識が得られて良いはずがない。


「う、うぐ……体位、性感帯……おのれ悪魔め……!」


 アンジェは必死にそらした思考が元の場所に戻ってきてしまい、悶絶する。


 成長することの意味。自分も経験できなかった男の機能。女性の奥にある臓器。子供を作るという行為。そして何より、性に根差した文化。それらの知識が全て、幼い子供に叩き込まれた。犯罪的である。


「なんなんだよアレ……!? オレのやつ、あんなになったこと一度もないぞ!?」


 アンジェは自分が本当に男だったのかどうかすら不安になる。


 父親が生きていれば、男の役割について教えてもらえたのかもしれないが……両親の姿を思い浮かべると悲しくて涙が出てくるので、考えないことにする。


「というか、父さんと母さんもアレをしてオレが……いかん、考えるな!」


 アンジェは歪んだ精神を正すべく、もう一度頭突きをして木を根元からへし折り、己に鞭打つ。


 尊敬する両親がそのような行為に及んでいたはずがない。自分は奇跡か何かが起きて生まれたのだ。そうに違いない。


「ふう。しっかりしろ、オレ。ニコルはオレが守るんだ。悪魔みたいな考えは振り払わないと」


 アンジェは握り拳を作り、次に悪魔と遭遇した時のために、ニコルを護衛するための力を身につけることに決める。


「そうだオレは……悪魔に勝てるくらい、強い魔法使いになる!」


 アンジェはまだ、自分も男に狙われる対象であることに気が付いていない。


 〜〜〜〜〜


 2人は合流して、昼食をとる。


 収穫できた豆と卵をいくつか焼いただけの、簡素なもの。味は素材頼りで、薄く儚く、そして切ない。

 普段は麦粥や味の薄い汁物で済ませているので、これでも豪勢な方だ。田舎の食事なんて、こんなものが限度だろう。


「……これ、アンジェの手料理?」


 ニコルが何故か匙をいじりながら、おずおずとそう尋ねてくる。


 こんなものは料理のうちに入らない。火で焼くだけなら野蛮人でもできる。と、頭の中にある知識の海はそう言っている。

 そのため、アンジェは首を横に振って否定する。


「手料理に含めてほしくないかな。今のオレなら、もっと凄いものを作れるはずだ。そのうち披露するよ」

「……そっか。そうなんだね」


 ニコルはどういう意図があるのか、目を伏せてしっとりとした雰囲気を醸し出している。


 アンジェはいつもと違う食事内容に非日常と一抹の寂しさを感じているのだ。ニコルもきっと同じ心境に違いない。


 アンジェは暗くなりかけた空気を拭い去るべく、世間話を始める。


「ニコル、昼寝してたでしょ」

「なんでわかったの!?」


 アンジェの指摘に、ニコルは意外にも取り乱す。

 ニコルが仕事をサボるのはいつものことなので、今更怒ることは無い。いつでも安心して昼寝してほしいものである。


 アンジェは自分の髪や服を撫でる仕草をして、証拠を突きつける。


「ここ、寝癖がついてる。あと服にシワがある。よだれの跡もこの辺にある」

「えっ!?」


 ニコルはお姉さんぶっているが、基本的にだらしがない。後頭部など自分の目で見えない部分は特に疎かになりがちだ。

 長年観察してきたアンジェは、どこに寝癖がつきやすいかも把握している。そこさえ見ていれば、ニコルの行動などすぐに読める。


「毎回同じ場所についてるんだから、起きたらちゃんと確認しないと駄目だよ」

「同じ……? そうなの?」


 ニコルはきょとんとした顔をしている。

 どうやら自分の癖を把握できていないらしい。いくらなんでもぼんやりしすぎている。


 これから先、よその村でお世話になるのだ。このような悪癖は今のうちに解消しておくべきだろう。


 アンジェは呆れた顔でため息をつき、ニコルに現実を見てもらうため、推理を披露する。


「たぶんだけど、ニコルは左手を枕にして、右側を向いて寝てるんだと思う。合ってる?」

「そうかも……。よくわかるね」

「手首によだれがつく寝方なんて他にないし。……というか、それじゃ寝苦しくない?」

「う、うん……」


 実際にはニコルの豊満な胸の潰れ方でも判断していたので、調子に乗ってつい配慮に欠けた言葉を口に出してしまい、アンジェは焦る。

 偏った知識こそ手に入れたものの、元々気心の知れた家族か幼馴染のニコルとしか話さない子供だったため、女性に対する配慮がなっていないのだ。


 しかしニコルは顔を真っ赤にしつつも、予想を完璧に的中させられたためか、関心して聞き入ってしまっている。


「そっか……これから気をつけるね。他には気づいたことある?」


 ニコルが強く叱らないからこそ、アンジェの対話能力が育たないのだが……2人はまだ子供であり、そこまで意識して会話をすることはない。

 そのため、アンジェはおずおずと、しかし更に失礼な内容の発言をしてしまう。


「あとは……なんか右手の指がふやけてるけど、寝ながらしゃぶってるのかな……」

「あ、うん。そうだね」

「その癖、他の人に見られる前に直さないと。村の外に出たら……」

「う、うう……もうやめて!」


 次の瞬間、アンジェは伸びてきた触手に頭頂部を押さえられ、野菜炒めに顔面を差し出すことになる。

 人付き合いを避けてきたアンジェが他人への気遣いを理解する日は、まだ遠い。


 〜〜〜〜〜


 いよいよ旅立つ時が来た。


 身の丈を超える程の大荷物を背負い、2人は村から伸びる唯一の道に、最初の一歩を踏み出す。


 道とはいえど、雑草がまばらに生えた獣道である。村の外に出れば、周囲は見渡す限り森であり、通る者がいなくなれば、その中に埋もれて行く運命にある。


 やがてはアース村も……草木に覆われ、朽ちていくのかもしれない。


「一応、移住したい人がいるかどうか、声をかけてみるつもりだけど……期待はできないよね……」

「……うん」


 今にも泣き出しそうなニコルの発言に、アンジェも頷く。


「家畜も連れて行きたかったけど、飼い方がわからないし、旅についていけそうもないし……」

「……そうだね」


 家禽や豚は到底管理しきれず、輸送用になるロバも2人は世話をした経験がほとんどない。

 村人たちが助け合いながら育ててきた財産であり、手放すのは惜しいが、仕方がない。


「結局、誰も訪ねて来なかったね」


 ついに泣き出したニコルの声に、アンジェも釣られて涙ぐむ。


「田舎だから、仕方ないよ」


 辺鄙なアース村に、余所者は滅多に訪れない。商人はそうそう立ち寄らず、流れ者も一晩すれば去って行く。


 きっと、この村に人が住むことは、二度とない。


「ぐすっ」

「……ニコル」


 2人は足を止め、揃って村の方を振り返る。


 すぐそばには、既に荒れかけている耕地が。その奥には、柵で囲われた放牧地が。更に向こう側に、アンジェたちの家が。

 そして……半壊、あるいは全壊した家々の中に混ざって、この村の墓が、焼け跡の上にある。


 2人はその光景を、しっかりと目に焼き付ける。

 時が過ぎ、村の面影さえなくなったとしても、思い出の中に残せるように。


「絶対、絶対忘れない」

「さよなら、オレたちの村」


 ニコルは最後に大きく手を振って、別れを告げる。

 アンジェは涙を堪え、唇を噛みながら背を向ける。


 新しい人生を、始めなければ。


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