15/70
a railroad journey
君と私は列車に揺られていた。
私が君に
「もう少しかかるから、寝てて良いよ」
と言ったからか、
君は私の肩に寄り添って
安心しきったように寝息を立てる。
そんな君の顔が、とても美しかった。
窓の外には、想い出が流れている。
上書きされてゆく景色を見て、
たまにはこんな風景も良いなと、
揺籠の旅に身を任せて考えた。
私と君を照らす夕日は、
刻を感じさせずに
紅く、きらきらと光っている。
駅には、まだ着かない。
私は君の寝顔を見て、
これがずっと続けば良いなと、
そう思い、少し微笑んだ。
私達を乗せた列車は、
何処までも走って行った。
前に「train」という詩を出しましたが、少し哀しい終わり方をしていたので、今回の詩「a railroad journey」はハッピーエンドっぽくしてみました。
ハッピーエンドを書くのは苦手です。なので、練習していこうと思います。




