9.食卓を前にした侵略者
どうせ感想なんて来ないだろうし、☆も付かないと思います。
でもまあ、自分のペースで書きますね。
読んでくれる人があなた一人でもいるなら、それで私は幸せです。
カァーカァーカァー……
カラスの鳴き声が、夕暮れを告げているのだろうか。
傾いた陽がカーテンの隙間から差し込んでいた。
重い体は動かず、
俺はそっと目だけを開いた。
その瞬間――
彼女はすぐ近くにいた。
すぐにでも動けば唇の届くところ。
彼女は俺の指を一本握り、
安らかに横に眠っていた。
不思議なことに彼女の顔には
少女特有の無邪気さと
女性としての繊細な曲線が
共存していた。
少し出た額と長いまつげ、
そっと開いた唇の下に
スムーズに流れるあごのラインと
一段と細く見えるネックラインまで—
そのすべてが「幼い」とだけ言うには
どこか妙に成熟していて、
「きれいだ」という言葉だけでは足りない
強烈な残像を残した。
そっと頬をつついてみる。
フィギュアのように精巧な顔立ち。
にもかかわらず、単なる人形ではなかった。
頬は柔らかく、息遣いは温かかった。
息をしている、生きている少女。
心臓に悪い……。
それでも私も一日くらいずっと見たら
心臓はドキドキするが、驚くことは減った。
正直逃げたい。
彼女が起きないように気をつけて動いた。
ベランダの隅にはキャリーケースが
きちんと片付けられていた。
ああ……もう占領されたのか……。
整理されたキャリーを見て、俺は静かに諦め、
夕食の準備を始めた。
今日のメニューは韓国風肉炒め。
いつもストレスがいっぱいの私に
辛い食べ物は一種の解放だった。
早く焼ける音、
炊飯器から上がってくる熱い湯気。
その音に――
彼女が顔を上げ、俺を見ていた。
眠りなのか、
長い髪が口に少し刺さっていて
目はまだ半分閉じたままだった。
服を着替える彼女
彼女はようやく外出着を着ていることに気づいたのか
当たり前のようにデニムスカートが床に落ちて
またもや服を脱ぎ始めた。
はぁ……。
俺は額を押さえて顔をそむけた。
今はとにかくご飯が先だ。
「もうすぐご飯ですよ。
そういえば、荷物整理はどうしました?」
俺の言葉を待っていたかのように目を輝かせ、
彼女は平然と俺のクローゼットの上段を開けた。
そこには――
彼女の豊かな胸を支える大きなブラジャーや、
黒、白、華やかなレースの下着が
まるで俺のフィギュア展示のように整然と並んでいた。
そして彼女は、
褒めてもらいたいと言わんばかりに俺を見つめる。
もし犬だったら、尻尾がプロペラのように回っているだろう。
私はばれないように静かにため息をつき、
肯定のうなずきで答えた後、
素早く食卓を整えた。
さっき見せた彼女の量を考えて普段から倍の倍は作った。
彼女の前にはたくさんの肉と野菜があった。
「いただきます!」
箸を持った彼女が明るくあいさつしながら
肉を一切れ取り上げた。
ゴクリ――
一瞬、不安がよぎる。
口に合うだろうか……?
そして彼女は――
呻くように苦しげな声を漏らし、顔を赤らめた。
「ふぅっ……はぅっ……あ、あつ……から……」
「あ……」
やってしまった。
色々考えが巡って、
つい自分基準の辛さにしてしまったのだ。
彼女は苦しそうだったが、
口いっぱいにご飯を詰め込み、
咀嚼して飲み込んだ。
……失敗か。
ここまで読んでくれている奇特な方、本当にありがとうございます。
あなたの大切な一言をいつも期待しています
貴重な足取りで来てくださったこと自体だけでも感謝します。
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