8. 食欲モンスター
どうせ感想なんて来ないだろうし、☆も付かないと思います。
でもまあ、自分のペースで書きますね。
読んでくれる人があなた一人でもいるなら、それで私は幸せです。
朝の乱れた様子とは
とても同じ人物だとは信じがたいほどだった。
彼女は再び天真爛漫な表情で
嬉しそうに書類を書いていた。
`神谷 沙芽` (かみや さやめ)
...おい。
ツッコミを入れたかったが、
すでに夫婦だと固く信じている店員の前では
否定できなかった。
保証人の署名と支払いを終え
店を出た。
もう知らない。
疲れた。
本当に…
家に帰りたい。パソコンちゃん… 会いたい…
私の心はすでに家にあったが、
それとは反対にさやめは楽しそうに携帯を弄り
私が持っていた携帯を奪い、互いの番号を登録した。
「キャアアアッ!!」
彼女が世界のすべてを手に入れたかのような顔で
店先で跳ね回ると、当然のように皆が振り向いた。
「ははは…」
私は苦笑し、
彼女は私が逃げられないようにするかのように
腕を自分の胸に押し当て、モールへ向かった。
周囲の嫉妬の視線が鋭く感じられたが、
すでに私の精神的リミットメーターは爆発して久しかった。
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# 複合モール
こうして私は彼女のショッピングに引きずり回された。
食器、カップ、箸、日用品など色々買った。
布団店の前を通りかかると、私は言った。
「あ!布団。」
しかし彼女は静かに首を振った。
なら、せめて枕だけでも…
なんで!!!
私は散歩を嫌がる犬のように
彼女の手に引かれ、そのまま通り過ぎた。
そして最後に入ったレストラン。
すでに燃え尽きた私は
ファミリーレストランの椅子の隅で塵になっていた。
一方、よだれを垂らさんばかりに空腹そうなさやめの顔に
私は結局、「私の分まで好きにして…」と諦めた。
パスタ、ピザ、ステーキ。
注文表を見ながら、価格より量に緊張した。
『うわ…全部食べきれるのか?』
私は少しずつ取り分けて耐えていたが、
彼女は優雅にゆっくり、落ち着いて食べていた。
髪をそっとかきあげながら集中する彼女の食事姿に
周囲もいつの間にか静かになり、
その姿を鑑賞していたので、実際に彼女が全部食べ終えたことに気づかなかった。
食べる配信に金を払う人々の気持ちが分かった気がした。
_『全部食べたの!?』_
そして彼女は天真爛漫に笑いながら言った。
「デザート。」
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# 我が家の玄関
どてっ
まるで戦争を終え生還した兵士のように、
私は玄関にそのまま倒れ込んだ。
彼女は違った
`ふんふんふん〜`
パフェ、ケーキ、コーヒー、デザートを
順番に制覇し、先に家に入った佐芽は
荷物を整理しながら喜びに満ちた鼻歌を漏らしていた。
その勢いで自分の物を一つずつ家に広げ始めた。
先ほどまで食べ疲れていた私は
彼女がデザートを嬉しそうに平らげる姿を
ただ呆れた顔で見つめるしかなかった。
どこからそのエネルギーが出てくるのだろう?
やはり若さか。
やはり若さが大事か!!!
本人もようやく24歳…
私はもたもたと上着を脱ぎ、ベッドへ向かった。
「う…疲れた。」
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彼女は不思議だ
さやめは何かが違う。
同年代とは思えない。
その考えを最後に、
私は気絶するように眠りに落ちた。
ここまで読んでくれている奇特な方、本当にありがとうございます。
あなたの大切な一言をいつも期待しています
貴重な足取りで来てくださったこと自体だけでも感謝します。
作家に言いたい人
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