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キャリーを持ってきた美女、俺の言うことも全部聞いて俺の部屋まで奪っていった  作者: 金ペンギン


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31/31

31. 現実に現れた男の夢

今まで読んだ方が楽でしょうか?

何か他の方法がないから もっと読みやすく

作ってあげたいですね

良い時間になりますように


読んでくれる人があなた一人でもいるなら、それで私は幸せです。


31. 現実に現れた男の夢



怒りと心配、不安が一度に押し寄せた。

私は大丈夫だった。

どうせ私のイメージなんて

もうめちゃくちゃになっていた。


でも、沙芽は――


沙芽は違う。

彼女は大学に入ったばかりで、

私が1年生の時に経験したあの辛さを味合わせるわけにはいかない。

彼女の前途を私が阻むことはできない。


「そ、その…」


震える声で何かを弁解しようとした瞬間――

暖かい手が私の肩に置かれた。


顔を向けると、

沙芽も私と同じように呼ばれて

講堂の中へ入ってきたようだった。


「さ…さ…沙芽…?!」


彼女の姿を見た瞬間、

頭の中のすべての心配が一瞬消えた。

でも、彼女は普段の沙芽ではなかった。


きちんとしていて強い印象を残す普段とは違い

今日の沙芽はあまりにも露骨に官能的だった。


濃いグレーのワンピースは胸元を深く開き、

彼女の性的な魅力を露骨に示していた。

腰と骨盤に沿って密着したシルエットは

彼女の肉体を鮮明に浮かび上がらせた。


そして――

黒のオーバーサイズカーディガンは

肩に掛けたまま滑るように下がり、

まぶしい白い肌を露出していた。


自分がどれだけ美しい女性かを

みんなに堂々と見せる服装だった。


彼女は隠れなかった。

むしろ、すべての視線とフレームの前で

堂々と自分を誇示していた。


彼女が私の隣に近づき、頭を下げた。

沙芽もやはり…

心配しているんだろう。


彼女の肩に手を置こうとした瞬間――


に―やり。


垂れた髪の隙間から見えたのは、

彼女のいたずらっ子のような笑みだった。


ああ、それだ。沙芽の悪い子の笑顔。


その笑みは口角に掛かり、より濃くなり、

何もなかったかのように戻った彼女は、


まるで普段からそうしていたかのように、しかし意図的に――

人々の前で私の腕にゆっくり、わざと腕を絡めた。

彼女の腕が入ると、

私の腕は自然に何か重みのある感触に触れた。

柔らかくて熱い感覚が、まるで私の上腕二頭筋を抱くかのようだった。


ただ肌が触れる程度ではなかった。

シルエットだけでも分かるほど大きく、

弾力と重みを備えたそれは、

彼女が一歩さらに近づき密着した瞬間

私を包み込むかのように、肘と上腕二頭筋を優しく押し出した。


そっと押された時に広がり、近づく柔らかな感覚、

その奥深い弾力と熱は薄いワンピース越しにも伝わってきた。

機械のように見えるこの動作さえも、

彼女の演技力が入れば「自然」になった。


沙芽の胸は、それ自体で群衆を崩す一つの武器だった。

目の前で繰り広げられるその接触は――

まるで誰かの夢の中の美女に迫られる場面を、

現実に引き出したかのように――

嫉妬と興奮、そして計り知れない屈辱感を刺激した。

その場にいる男たちは心の中で叫んだだろう。


「くそっ、私も混ざりたい…

あの間に。たった一度でも…」


私も嬉しいが、時と場所が…

そんな視線も無視して沙芽は大きな声で話した。


「きゃあ〜、私たちの写真だって!嬉しいね?

でしょ、あなた〜?

こんな熱烈な写真をみんなが見てくれるなんて、恥ずかしい〜」

「え…?」


彼女の愛(?)たっぷりの表現に、

私の顔は真っ赤になった。


「あ〜、やっぱりあれかな〜?」

前か後ろか分からない会長の彼女

渚落玲花ナギサワ レイカ)がアップしたやつ?」


その言葉に黒沢陸 (クロサワ・リク)がカッと発狂して叫んだ。


「だ、誰がこんな鉄板みたいな女と!!」


すると渚落玲花ナギサワ レイカ)が横で顔を赤くして反撃した。


「な、なんだって!? あんた、ち…小さいくせに!!」


二人の会話はだんだん隠された底の部分まで降りていった。

人々は首を回して笑い、囁いていた。

その隙を沙芽は見逃さなかった。


「へえ〜、本当に小さいんだ〜」

「私の旦那はね— 夜でも〜」

「熱烈で〜 セクシーで〜 かわいくて〜♡」


手で作った丸の中に

ソーセージ一本を口にズズッと突っ込むふりをした。

唇は大げさに開き、

よだれが垂れる直前まで演技された。


見る者すべてがそんな想像をするには十分だった。


あ…おい…


でも近くで見ている私は知っている。

彼女の瞳は透明に澄んでおり、

口角は少しも乱れていなかった。


それでも恥ずかしさのあまり、私は口を開いた。

隣で私を励ましてくれている沙芽に、一言伝えた。


「で.しょ? 帰.ろ.う、ハ.ニ.ー」










ここまで読んでくださったすべての方々、ありがとうございました。

あなたの大切な一言をいつも期待しています

貴重な足取りで来てくださったこと自体だけでも感謝します。


作家に言いたい人

▼▼▼▼▼▼▼▼

https://x.com/KingPG_novel


<< キャリア美女は毎週金曜日の午後 4 時にアップロードされます。>>

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