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3. 「純白の彫刻、月明かりの下の同衾」

ご覧いただきありがとうございます!

今回は、美人と同じ部屋で夜を迎えることになった主人公。

緊張と混乱の一夜が始まります。

白く純白の布とまるで彫刻のように美しいお尻の曲線を

魅せられたように目の前に置かれた。

息が詰まった。

反射的に顔を背けた。

壁だけを見つめて、正気を保った。


気のせいだろうか。

背後に彼女の笑みを感じたようだった。


「な、何してるの!?」

「このままじゃいられませんよ。」

「あ…う..うん…」


彼女の断固たる言葉に、もう何も言えなかった。


するっ—


布が肌を撫でる音。

その音だけで、さっきのシルエットが頭の中で繰り返し再生された。


深夜12時を過ぎた時間、眩しく美しい女性と部屋に二人きり。

彼女が服を着替える音に、

さっき見た姿や彼女のいろんな行動が脳内妄想を覆った。

俺は歯を食いしばった。

これだから女は嫌いなんだ!!


長い沈黙の後、彼女の声が聞こえた。


「全部着替えましたよ。」


振り返ると、

彼女は白いTシャツ一枚だけを着ていた。

腰まで落ちた布、

照明に映る細い腰、


そして—

Tシャツの下にぼんやり浮かぶ曲線。

目に飛び込んできたのは、隠せないほど際立った暴力的なシルエット。

それはもはや「シルエット」と呼ぶのも恥ずかしいほどだった。


俺は再び顔を背けて壁に額を押し付けた。


『今夜だけだ…本当に、今夜だけ…明日は必ず…』


いろんなことを経験した俺は判断力が鈍っていた。

疲れが全身を圧していた。


電気を消し、いつものようにすぐにベッドに入った。

俺は壁側に背を向け、目を閉じた。


だが—


カサッ。


何かが、いや誰かが暗闇の中ベッドに入る気配。

ちょっと…?

背後に感じる温かく柔らかい二つの感触。

ちょょょょょょょょっと!?!?

そして、足元には…かすかに涼しい温もり。


『気持ちい…いや、何だこれは?!』


私はびっくりするように布団をまくり上げてベッドを見下ろした。


窓から月明かりが差し込んだ。

彼女は月光の下、静かに横たわっていた。

腰までのゆったりした白いTシャツ一枚。


さっきのきちんとしていたワイシャツとは違い、

体の曲線が透けるTシャツの下に

長く滑らかな脚が見えていた。

それは無防備な美しさであり、俺にとっては無言の暴力のようだった。

堂々と半裸の彼女がベッドに入っていた。


「なぜます?··· 何かありますか?」


眠そうな目で彼女が長いまつげをこすりながら尋ねた。


「あ…あああああいや!! そ、それに大人の女が!! 男のベッドに!!」

「あ、じゃあ…私みたいなきれいな女を床で寝かせようとしたの?

ベッド広いよ、寒いよ。寝ようよ。」

「ひぃぃぃっ…?!」


彼女は何事もないかのように布団を少し引き寄せて

俺の枕の方に顔を埋めた。


彼女の行動を見て、様々な妄想が頭を覆った。


「スクープ、T大学生女性襲撃…衝撃!」

「普段はいい子だったのに…」

「大学でそんなことが!?」


ニュースの見出しが頭の中で交錯した。

こんなことしたら人生終わるんじゃないか?


ス…


その考えを破ったのは、彼女の息遣いだった。

俺の悩みなど知らず、深いため息をつきながら眠っていた。


「…もういい。寝よう。」


結局、俺は降参した。



ここまで読んでいただきありがとうございます!

美人との同居生活、主人公は果たして耐えられるのか…。

次回は、さらに二人の距離が縮まります。お楽しみに!

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