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何度だってあの花火を  作者: コーマ11
13/22

新・刺身の作り方

「外が騒がしいな」

と能登さんが言ったので、私がロビーの様子を見に行くと大量の修学旅行が整列していた。

とうとう到着したんだ。

現在15時。

修学旅行生は大宴会場で19時に一斉に食事をする。

17時20分に厨房に集合だ。

私は落ち着かなくて、外に出た。

私は外の空気を吸ってすぐに明誠荘に戻った。

そして17時20分、"金沢リゾート"の人たちと能登さん、小松、私が厨房に勢揃いした。

すると能登さんが手を2回叩いて注目させたあとに、話し出した。

「とうとうこの時が来ましたね。皆さんの努力の成果を見せる時です! 小松! お前は料理と言うものに本気で向き合ってくれた。 輪島! お前の努力は認めてるよ、全員が! 女将さんも言っていた。努力は報われる前に認められる! 俺たちがどれだけ努力したか、それは俺たちが一番分かっているはずだ」

と言う声でみんなの緊張がほぐれた。

そして能登さんはこう言った。

「今日、報われてこい! かますぞー!」

そして調理が始まった。

マグロが乗ったまな板3つの前に私、小松、能登さんが立った。

さすがに能登さんと小松のスピードにはついていけないが、私もスムーズにマグロを捌いていく。

頭を切り落とし、5枚おろしも成功させる。

すると横で能登さんが呟く。

「お前……本当に立派になったな」

私はその言葉に涙が出そうになった。

本当に料理やってて良かった!

でもその言葉がなぜか悲しく感じた。

寂しく感じた。

「ありがとうございます」

と返事をした。

私ら3人は刺身を完成させた。

今の時間は6時30分。

時間はピンチだった。

7時から食事が始まるので、準備のことも考えて40分には完成させなければならない。

でも、大丈夫。

私がやるんだ!

私は盛り付け役も手伝って、無事間に合った。

能登さんも小松も終わっていた。

「よっしゃー!」

と能登さんが言うと、みんなも拍手をした。

そう、私たちは報われたのだ。

「料理完成したので、運んでください!」

と能登さんが叫ぶと、配膳係がたくさん来て、大宴会場に運んだ。

私は興奮して眠らなかった。

私たちはもう1流なんだ!

でも、私は刺身よりも失敗していたことがある。

鮭の塩焼きだ。

波乱の後半戦が今、始まる。

2014年8月2日。

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