プロローグ
初投稿です、小説初挑戦なので、文が変だったらごめんなさい。
「これでトドメだ!」
「グハァッ」
魔王の胸部に聖剣が突き刺さった。
「クククッ…これで終わったと思うな…我が消滅したとて、次の魔王が現れるだろう…では……さら…ばだ…」
そう言って、魔王は粒子となり消滅していった…。
「終わったのか……」
戦士が装備するような赤い鎧を着た、青髪のの男が言った
「そのようですね……」
まるでシスターのような修道服に身を包んだ銀髪の女が言った
「私達が勝ったのね!」
魔法使いのような杖を持ち、とんがっている帽子を被っている、耳のとがった赤髪の女が言った
「あぁ…勝ったんだ…俺たちの勝利だ!」
その男は黒髪で、紅色に輝いている剣を天に掲げるように言った。
途端に勇者の身体が輝き出した。
「なんだ⁉︎この光は⁉︎」
戦士は、勇者から放たれるこの光に困惑しているようだった。
「勇者様、もう行ってしまうのですね…」
シスターは、何かを悟ったように言った
「待ってよ!私、まだあんたに伝えてないことが…」
魔法使いが、涙を零しながら言った
「ごめんな、もういかないといけないらしい…もうこの世界には、俺は必要ないだろう…お前ら…後の事はたのんだぞ…」
そう言うと、部屋が突然光に包まれたかとおもうと、次の瞬間、勇者はその場にいなかった…
「待ってよ…まだ伝えてないことが…あんたのことが…カ・イ・ト・のことが…」
この時はまだ、だれもあんなことが起きるとは思わなかった。
そう、これは終わりの物語ではない…始まりの物語だ…