おぉいおぉい 作者: 増山あろは 掲載日:2016/05/17 どこからか、おぉいおぉい、と声がする。 振り返ってみても、おぉいおぉい、と声がする。 私が、なぁに、と答えても。 おぉいおぉい、と声がする。 おぉいおぉい、のほうに歩き出す。 歩いてみると黒い豆つぶ見えてくる。 おぉいおぉい、は相変わらず聞こえ。 黒い豆つぶ大きくなる。 豆つぶが大福になり、大福がラグビーボールになり。ラグビーボールは木にになった。 そして木は黒で塗りつぶされた私になった。 みつけた。 そんな声が聞こえた。