【第63話『激戦!光司・紗香vs荘司・時雨』】
【10/24(水)・15:35「横浜の山下公園・横浜海上保安船の停留場」】
九条は再び矢を射るが、天草のたった一振りで全て弾かれてしまう。
なんつー腕力だよっ!風が巻き起こるほどって!
「俺の薙刀に斬れんもんはないで~。こんなんも出来るし」
薙刀は頭上で回しだされ、周囲の風が巻き上げられていくのが分かる。
「秘技「風車」!」
マジかよ!薙刀の回転にかき集められた風が、刃となって飛んできやがった━━━!?
風だけはあって速く、回避すら危ぶまれる状態だったが、九条が弓を構えて迎え射とうとしている気配がした。
「伏せて!飛翔右翼流「一止の矢」!」
シュパァッと放たれた矢には、気力が付与されていて、むかい来る風の刃を切り裂いた。
更に矢は止まらず、真っ直ぐ天草の方へ飛んでいく。
「大した突貫力やなぁ。 流石は四天王唯一の女や!」
(矢を避けようとしない?当たるぞ!?)
だが、その矢は予想だにしない方法で止められた。
『!?』
二人は驚いた。飛んできた矢を、天草の目の前辺りで、時雨が横を見ず素手で止めたのだ。
「残念だが、荘司には手を出させないぜ」
「うそ!私の矢を片手で……!?」
「この二人……今までの生徒会の皆とは別格だ!
接近戦に長けたコンビに対して、九条は遠距離こそ最強だが近距離は不得意。実質上、俺が天草と時雨を相手に立ち回らなければいけない訳だが……相当キツイかもな……。
となれば、奴等を分ける必要がある。
俺は九条に時雨と天草の注意を反らすように頼んだ。
何か策があるのだと、すぐにわかってくれたらしく、首を縦に降って矢を構えてくれた。
「来るで、時雨」
「ああ。だが流石の俺、もあの矢を何本も受け止める事は出来ないぞ」
時雨がさっき矢を掴んだ手は、擦りむけていて血が垂れていた。
「流石は四天王。その手、使えないんやないか?」
「ずっとは無理だな。だが10分ぐらいは行けるさ」
「飛翔右翼流「追空・七刺の矢」!」
ギギィ……!と弓をしならせ、紗綾は七本の矢を放った。
しかもその矢は、不規則に動きながら天草と時雨に目掛けて飛んでいく。
「矢が生きているように動いているだと!?」
「これが飛翔右翼流の真髄やな」
天草は会話しながらでも矢を避けたり、打ち落としたりしているが、それ事態が囮だと言う事には気付いていなく、俺が時雨の防御陣を掻い潜って接近することに成功していた。
「チッ!」
「九条の矢を止めるお前は危険だ、時雨!八卦無天流「断空掌」!」
ブォッ!
俺の気力を付与された掌低打ちを、時雨は両手でガードするが、それでは防せげきれないと判断した天草が直ぐに薙刀を間に挟んで来てしまい、攻撃は防がれてしまった。
(破壊力に長けた断空掌を受けきった!あの薙刀事態が、気力で強化されているのか!?)
「あまいで。秘技「蓮華」!」
「!?」
なんだと……!薙刀が三本に別れ━━━いや、余りの速さに一本の薙刀が三方向から来るように見えているのか!
見えてる範囲で、薙刀の間合外からの上中下段同時攻撃!
「……っ!(どうやって避ける!)」
「今までの戦いから見るに、お前は戦いの中で成長するタイプや!せやから早々に決着をつけさしてもらうで!」
「一之瀬っ!」
九条は弓を俺に向かって投げた。意図に気付いた俺は弓を受け取って、ジャンプをして右からくる薙刀を交わした。
そのまま反動で横に飛ぶ。弓で残りの二撃を防ぐことで無傷で済んだ。
「っと! 流石は九条の弓だ。あれだけの斬撃を受けても傷一つ付かない」
「やっぱりやるは」
次回へ続く!!
どもども、焔伽 蒼です!
ミラカタの世界って実は、僕の作品全てと繋がっています。←知っていても、知らなくても、特に問題はない情報です。
個人的に繋げたかった!それだけのコラボです、はい。
後にですが、俺充とミラカタと堀川さんの作品がコラボします!堀川さんについては、俺はリア充になりたいにてww
ミラカタは後少しで完結します。第一部が。
改めて第二部開始の日程を報告します。
異世界の不確定能力が落ち着き、新たなに作ります小説が軌道に乗ったら始まります。
俺充はリレー形式な為、僕だけの問題ではないので、予定は何とも言えませんが汗
今後とも焔伽蒼を宜しくお願いします。選挙か!(ノリつっこみ)




