表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/30

第十二話 お茶会

 7月も半ばを過ぎるセラフィアにて、比較的気温の低い北西大陸でも季節はすっかり夏に移り変わっている。空から地上を照りつける太陽は未だ頂点に上っていないが、それでも十分な熱を地上に送り届けており、冷房の効いていない外では長そでを着ていると蒸し暑さを感じてしまう。


 城の中庭に設けられた小さめのテーブルを囲む椅子の一つに腰かけている僕は、スラックスに長そでのカッターシャツという簡易な格好だ。

 大きなパラソルのおかげで日光が直接当たることは無いのだが、それでも暑さは感じてしまうもので、シャツのボタンは4つ目まで外している。いささかだらしない格好だが、暑いのだから仕方ない。


 まだ暖まりきっていない午前中だからこの程度で済んでいるが、気温のピークを迎える正午以降はシャツのボタンを更に外すばかりか腕をまくる必要すらあるだろう。

 僕の他にもシェシュとリセがテーブルを囲んでいるが、彼女らは涼しげな膝丈ワンピースの上に薄らと透けてしまうほどに薄いシャツを羽織っている。


 今はテーブルの下に隠れてしまっているが、ワンピースから伸びる彼女らの足は素足にヒール付サンダルを履いている。ストッキング好きの僕としては残念極まりないのだが、この暑い中ストッキングは蒸れるので仕方がないのだろう。

 だが、デニールの小さなストッキングであれば、あまり蒸れないと思うので、彼女らには頑張って貰いたいものである。


 ストッキングと言えば、膝よりも下までしか丈の無い靴下の如きストッキングを時折見かけることはあるが、あれは邪道だ。あれほど見苦しいものは中々ない。どんな美脚であっても、あれを履かれては大根にも劣る棒切れに成り下がってしまう。あれならばまだ靴下の方がマシである。

 ただし、くるぶし靴下、お前は駄目だ。


 僕は脳内のストッキング論議を目の前に置かれた紅茶を飲むことで一旦休止させる。続きは昼食の時で良いだろう。

 紅茶を口に含むと爽やかなレモンの風味が口内と鼻腔に広がる。良く冷えており、体の火照りを取り払ってくれた。

 紅茶の良し悪しに関しては全くの門外漢なのだが、きっと良い茶葉を使っていると思う。


 まだ半分ほど紅茶が入っているカップをソーサーに置き、取り皿に取っておいた茶請けのシナモンロールを一口食べる。シナモン独特の香りと砂糖の甘さが主張しすぎず、されど確かに存在するという絶妙なバランスだ。


 シナモンロールに舌鼓をうちつつもシェシュとリセに目を向けると、二人は和やかに会話を楽しんでいた。穏やかな表情で時折上品な笑い声を混ぜながら会話する二人。こうして見るとどこかの御令嬢にしか見えない。


FIKAフィーカしましょう!」


 シェシュのその言葉によって開かれたのが今回のお茶会だ。スウェーデンでティータイムのことを指すフィーカだが、本来はコーヒーを飲む場合に用いるらしい。

 まあ、実際は何を飲んでも良くて、スウェーデンでは仕事中であっても午前と午後に1回ずつフィーカを行うそうだ。

 

 スウェーデンでのお茶菓子は、シナモンロールやハロングロットルと言うジャムをのせたクッキーが一般的らしい。

 テーブルの中央にあるお茶会でお馴染みの三段ケーキスタンドには、それらのお菓子がケーキやスコーン、マフィンを押しのけて過半を占めている。

 シナモンロールとハロングロットルはシェシュ自ら作ったというのだから驚きだ。一見、家事が全くできなさそうな彼女の意外な特技である。

 

 使われている皿やカップには繊細な模様が金で描かれており、一目で高価なものだと分かる。確か一昨年のお歳暮で、僕と同じ領主職の五穀豊穣さんから頂いたものだった筈だ。

 五穀豊穣さんは国力ランキング2位であり、領主プレイヤー達の中で唯一国家として独立を果たした人物だ。セラフィアにおいて最も有名な領主プレイヤーの一人でもある。

 いつも艶々に輝くカイゼル髭が自慢の彼とは、毎年お歳暮を贈り合う程度には仲が良い。

 

 彼から送られてくるお歳暮は、ティーセットや花瓶などの陶磁器が多いのだが、今回使っているカップや皿はセラフィアにおける世界最高の陶芸家の一人cactusカクトゥス氏の作品だ。

 ソーサーの裏側に筆記体で『cactus』と書かれているので間違いない。


 氏はセラフィアにおいて最も権威ある工芸品の品評会である『夏のセラフィア工芸品品評会』にて二年連続グランプリの偉業を達成した人物だ。

 もちろん、そんな氏の作品は箆棒べらぼうに高価であり、ティーカップ一つに金貨一枚支払われることも珍しくない。

 

 セラフィアの通貨単位は『イェン』であり、まあ、『円』と同じだと考えてよい。一万イェンはだいたい一万円と同じ価値だ。

 銅貨1枚で100イェン、銅貨100枚で銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚となる。


 つまり金貨1枚とは100万イェンの値段と言うことである。

 セラフィアにおける一般NPCの平均月収が30万イェン前後という設定であることを考えると、100万イェンがどれほど馬鹿げた額かが分かるだろう。

 

 まあ、そんなことはどうでも良い。100万イェンなんて領主職にとっては、はした金も同然である。

 僕はシェシュとリセの会話が一段落ついたのを見計らって、気になっていたことをシェシュに尋ねた。


「そういえば、君のお兄さんは忙しいのかい?

 一昨日の昼から姿を見かけないんだが……」


 そうなのだ。一昨日の昼食時に会ってからアルの姿を見ていない。妹はここに入り浸っているどころか、もはや住んでいると言っても良いのに。

 昨日のフェアラートとの会談で、彼がアルはすごく忙しいようなことを言っていた。

 僕の問いかけに、シェシュは口に入れていたシナモンロールを飲み込んでから答えた。


「ええ、兄はマロマロンに帰還してから混乱する毬栗騎士団の収拾や、他ギルドの統制で忙しそうです。

 ここの混乱はある程度までなんとか収めたらしいのですが、領内各地に点在する支部の混乱はそうもいかないようで、今は空中都市ブレイザに向かってます」


「なるほど、ブレイザにねぇ」


 空中都市ブレイザとは、領都マロマロンに次ぐトロンマロン領第二の都市であり、世界に唯一存在する空中大陸の中核都市である。空中大陸における商業の中心で、北東大陸から北西大陸に向かう際の最も重要な玄関口の一つとなっている。

 人口は1400万人程度であり、そこに存在する神聖毬栗騎士団支部の規模も人口に比例して巨大だ。


 僕の相槌にシェシュは頷くと、神聖毬栗騎士団の現状に関して話してくれた。


 平時ならば、神聖毬栗騎士団の傘下ギルドである『空中毬栗騎士団』が空中大陸を管轄としているのだが、魔王討伐クエストによって空中毬栗騎士団の上位層がスッパリと消え去っている。

 これは他の傘下ギルドでも同様らしく、現在の神聖毬栗騎士団系列のギルド全てにおける最上位者は、神聖毬栗騎士団副ギルドマスターのアルであり、他の一般幹部も一部しか戻ってきてないそうだ。


 現在のアルは、数少ない一般幹部と共に各地の支部に散らばって、一般ギルド員や混乱の酷い他ギルドの統制だけでなく、凶暴化したモンスターの駆除や問題を起こすプレイヤーの取り締まりなども行っているらしい。

 どうやらこんな事態の中でもご当地ギルドの役割を果たそうとしてくれているようだ。


「兄は昨日のお昼にここを発ちました。飛竜便に乗ったので、昨日の夜にはあちらに到着したことでしょう」


 飛竜便とは、飛竜による航空便の事である。30m級の飛竜による輸送が一般的であり、空中船に比べて圧倒的に速いのだが、乗り心地は良くなく、料金は馬鹿みたいに高い。

 猛烈に急いでいるお金持ちが使う輸送手段だ。


「ほう、アルも大変だなー」


 アルの現状は大変そうだが、まあ、彼は何だかんだ何事もそつなくこなすので大丈夫だろう。

 僕はシェシュの話を聞いている最中に、取り皿にとっておいたチーズケーキを一口食べる。


「ところで、君は今何をやっているんだい?

 君もお兄さんと同じギルドだと思うんだがね」


 チーズケーキを食べつつも、僕はふとした疑問を彼女に投げかけた。

 転位してからずっと、僕の家で悠々自適に過ごしている彼女の姿しか見たことがない。

 アルの手伝いをしなくても大丈夫なのだろうか?

 僕の疑問にシェシュは一瞬、キョトン、とした後、苦笑い気味に答えた。


「兄のお手伝いが出来れば良いのですが、私のレベルはまだそんなに高くないので、兄からマロマロンに残っているように言われたんです。

 でもそれだと家で独りぼっちじゃないですか。


 一人は寂しいので、トロンマロンさんのお城にお邪魔させて頂いているのですが……

 …… もしかしてご迷惑でしたか?」


 不安そうな表情で上目使い気味にそう尋ねられれば、肯定なんてできない。


「いやいや、そんなことはない。

 君は大切な友人の妹だ。遠慮なんていらないよ」


 僕がそう答えると、シェシュは花が咲いたかのような笑顔になった。


「ありがとうございます!

 じゃあ、お言葉に甘えて、トロンマロンさんにいっぱい甘えちゃいますね」


『シェシュは閣下の前だと子犬みたいですが、本性は嫉妬深くて独占欲が強いし、計算高くてあざといんですよぅ』


 アルが以前言っていた言葉を本能的に思い出したが、気にしないことにした。


 しかし思い起こせば、魔王討伐クエストが公開される以前からシェシュはここに入り浸っていたような気がするのだが……

 まあ、別にどうでも良いことなのだがね。


 思い起こせばシェシュにもずいぶんと懐かれたものだ。

 彼女との出会いは、彼女がゲームを始めたばかりの頃、アルに妹だと紹介されたことが切欠だった。

 あの時は親友の妹がこれほどの美少女だったのかと嬉しさ半分驚き半分だった。

 

 その後アルの顔と見比べて妙に納得してしまったが。

 あの時はまだ彼女もここまで懐いておらず、あくまでも僕は兄の友人という立ち位置だったと思う。

 彼女が僕に懐いた原因は間違いなく、アルが自分と妹はレベル差が酷いからという理由で彼女を僕に押し付けたことだろう。


 領主職の僕に一体何を求めているのか、と当時は思ったものだ。

 恐らくアルの狙いは、理系大学院生で女性と触れ合う機会のない僕に美少女との触れ合いの場を提供したかったのだろう。

 途轍もなく余計なお世話だが。


 ただ僕としても悪い気はしなかったので、まだVRMMOセラフィアに関して右も左も分からなかった彼女の面倒を見てしまった。

 面倒を見ていると彼女もだんだんと心を開いてくれ、それが嬉しくて猫可愛がりしてしまったのが悪かったのだろう。


 気づけば今の状態になっていた。

 まあ、面倒を見る過程で僕の権勢を分かってしまったことも一因だろうが。

 集られてるなぁ、とも薄っすら思うのだが、それでも自分に懐く妹分にはついつい甘くなってしまう。

 意外に思われるかもしれないが、僕は存外世話焼きなのだ。


 そうでなければ何が悲しくて費用ばかりかかって、育ちきったら他の土地に行ってしまう初心者の育成なんぞに手を出すものか。

 多少は恩に思ってこの領地に残ってくれるプレイヤーもいるのだが、大部分はゲームの中心部である北東大陸や他の面白そうな場所に行ってしまう。


 しかしトロンマロン領のご当地ギルドとなっている神聖毬栗騎士団や大毬栗帝国商工連盟は、僕の領で育った者たちで主に構成されているので、初心者育成がまるっきり無駄という訳ではないのだ。

 まあ、大部分は世話焼きが高じた趣味であったことは否定できない。


「あれ、シェシュさんは魔王討伐以前からここに入り浸っていませんでしたか?」


 突然、今まで会話に入って来なかったリセが突っ込んできた。

 些細な疑問を口にしたかのように装っているリセだが、口を開く直前に見せた鋭い目つきが僕の記憶に残っている。


「そうですか?」


 シェシュは平然とリセの疑問を流そうとする。

 しかしリセは食らいつく。


「ええ、あなたが閣下に紹介されてから一ヵ月もしないうちに、ここに入り浸り始めたような気がするのですが」


「そうでしたっけ?」


「そうでしたよ。

 ご自宅の方には随分と帰っていないようですが、大丈夫なのですか?」


 リセは遠まわしに、さっさと出て行くように言っているのだろう。


「大丈夫です。

 そういえばトロンマロンさん、転移してからプレイヤーに色々と影響が出ている話はご存知ですか?」


 シェシュはリセとの会話を強引に打ち切って僕に話を振ってきた。

 リセの物言いたげな視線は、全く気にしていない様子だ。

 図太い女である。


 しかし異世界転移によるプレイヤーへの影響については凄まじく興味がそそられる。

 リセには悪いが、ここはシェシュの意図に乗らざるを得ない。


「いや、知らないな。どんな影響が出てるんだい?」


 僕が聞くと、シェシュは兄や知り合いから聞いた話だと前置きしてから話し始めた。


 なんでも転移してから、プレイヤーの気質にこちらの肉体が影響を与え始めているらしい。例えば、フェアリー族のプレイヤーが、現実だと甘いものが嫌いな辛党だったのが、辛い物を嫌い甘いものを好むフェアリー族の特性により辛いものが嫌いになり、今では大の甘党になってしまったそうだ。

 さらに現実では弁護士をしていた知的な人物が、種族がジャイアント族だったせいで脳筋になったという話は笑えない。


 ジャイアント族は体格が他種族の二倍もあり、優れた身体能力を持っているが、知能が低いという設定だった。

 僕はジャイアント族の領主達を思い浮かべる。彼らはちゃんと領地経営ができるのだろうか。


 他にもシェシュが言うには、デスペナルティがとんでもない物になったそうだ。

 今まではゲーム中でHPが0になって死んでも、近場の英雄神殿と呼ばれる場所に強制送還されるだけで、一般職におけるデスペナルティと呼ばれるものは一切なかった。


 しかし今では、死んでも英雄神殿で復活できるのだが、ステータスが2週間程度、半減してしまうらしい。さらに死ぬまでに身に着けていた装備一式や持ち物、所持金などの全てが失われてしまうそうだ。

 復活する際には、ゲームの初期装備だった簡易な布の衣服と銀貨10枚、自身の職業に適した初期装備になってしまう鬼畜設定になったようだ。


 失った装備などは死んだ場所に放置されず、完全に喪失してしまうようで、これに関しては惜しいとも思うが、もし装備が残るようならPK( Player Killer )が活発になりかねないので、領主としてはホッとした。

 聞く限りでは、領主も死ぬと同様の状態になるだけで、それ以上の代償は無く、領主職に限って言えばゲーム時代よりもデスペナルティは優しくなっている。


 ゲーム時代、領主職はPKされると『領地』の所持金の1%がPKしたプレイヤーに譲渡されていた。さらに終盤のボス並みの莫大な経験値が発生するので、一部の心無いプレイヤーからは激レアモンスター扱いをされていたのだ。

 なにせ領主職はまともに戦えば、農民にすら何の抵抗もできずに殺されてしまうほどのゴミステータスだ。

 領主プレイヤーはゲーム時代、気軽に街中を歩くことさえできなかったのである。

 

 しかしそんな領主職の不遇も転移によって解決してしまったのは皮肉だろうか。

 まあ、領主をPKすると公式ホームページに設置されているワールドニュースに掲載されてしまうので、全ての領主プレイヤーから指名手配を食らってしまう。

 そうなると公共施設の一切を利用できなくなったり、全ての政府組織やPKK ( Player Killer Killer ) から身を追われることになるので、利益と代償はどっこいどっこいである。


  デスペナルティによってどんなプレイヤーでも弱体化してしまうとあっては、リスポーン( 復活 ) 後の待ち伏せが問題になるかと普通ならば思う。

 しかしリスポーン後の待ち伏せは、ゲーム初期から問題になったので、今となってはその対策は十全にされている。

 英雄神殿とその周辺にはゲーム内の治安維持を目的とする各ギルドや警察などが常に目を光らせており、不審な人物がいたら即座に取調べ対象になるだろう。


「そろそろお昼だな」


 シェシュとの話がようやく終わると、僕はポケットから懐中時計を取り出してお茶会の終了を告げた。

 時計の針は12時をとっくに過ぎている。

 お茶菓子を食べたのでそこまで空腹ではないが、気温が上がって外にいるのが辛いのだ。

 早く冷房の効いた家の中に戻りたい。

 

「どうせならこのまま外で食べませんか?」


 シェシュが厄介なことを提案してきた。

 確かに外で昼食を食べるのもたまには良いが、こんなに暑い時でなくても良いだろう。

 しかし暑いからと言って妹分の提案を却下するのもはばかられる。

 僕はチラリとリセに視線を向けた。

 何とかしてよー。


「お任せ下さい、侍女に伝えて参ります」


 リセは何を勘違いしたのか、外に昼食を用意する指示を伝えに行きやがった。

 言葉にしない僕も悪いのだが、もう少し主君の思いを感じ取ってほしかった。


「外でご飯なんて久しぶりで楽しみです!」


 僕の憂鬱な気分を知らずに、シェシュは随分と嬉しそうだ。

 そういえば午後からは軍事部門からの書類を見なきゃいけなかったんだ。

 大規模な軍拡を指示したので、きっと大量の書類が待っていることだろう。

 僕は更に憂鬱になった。


すみません。

忙しかったので更新遅れちゃいました。

感想やアドバイス、ご要望などを頂けたら嬉しいです。


フェアリー族:キラキラした透明な羽が生えてる人。ゲームの設定上は甘党。

ジャイアント族:でっかい人。ゲームの設定上は脳筋。脳みそ筋肉ですぅ。

『領地』の所持金の1%:例えて言うなら地方自治体の歳入の1%。人によっては国家予算の1%。日本を例に出すと、指名手配される代わりに1兆円貰えるなら、あなたは殺りますか? 殺りませんか?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ