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第42話 希望の光

 日本の夏は、その暴力的なまでの湿気と暑さで、アスファルトの上の陽炎のように、人々の理性を揺らがせる。だが、超常事態対策室の地下深く、空調によって外界から完全に隔離されたその空間を支配していたのは、真夏とはおよそ無縁の、氷河期のような冷たい絶望だった。

 黒田は、自らの執務室で、もう何度見たかも分からない世界地図を、死んだ魚のような目で見つめていた。『カオス同盟』の宣言以来、この地図は、日に日に悪性の癌細胞に蝕まれるかように、赤く、赤く染まっていった。

 モニターの片隅には、対策室のスーパーコンピュータ『ヤタガラス』が弾き出した最新の戦力比較データが、無慈悲に表示され続けている。


【人類憲章連合:保有S級以上戦力:2名】

【カオス同盟:保有S級以上戦力(推定):13名】

【カオス同盟:保有A級戦力(推定):140名以上】

【戦力比:1対76】

【シミュレーションによる秩序派の勝利確率:0.0013%】


 それは、もはや「戦力差」という言葉で表現できるレベルではなかった。絶対的な、捕食者と被食者の関係性。黒田は、この数字を見るたびに、自らの胃が強酸で焼かれるような痛みを感じていた。

 希望はない。

 彼らが、理性と対話、そして国際協調という、人間が何千年とかけて積み上げてきた「正攻法」で戦おうとしている相手は、そのルールブックを初めから燃やし尽くすことしか考えていない、怪物の軍団だった。

 先週は、南米の小国がカオス同盟に寝返った。理由は、国内で蔓延していた未知の風土病を、同盟から派遣されたA級アルターが、たった一日で「完治」させたからだという。人類憲章連合が何ヶ月もかけて準備していた医療支援チームと多額の経済援助の提案書は、そのあまりにも圧倒的な「奇跡」の前には、ただの紙くずに過ぎなかった。

 正義は、勝てない。少なくとも、この神が作り出した不条理なゲーム盤の上では。

 黒田の脳裏に、部下たちの疲弊しきった顔が浮かぶ。高坂総理の、日に日に深くなる目の下の隈が浮かぶ。そして、まだ若く、しかし人類の命運というあまりにも重い十字架を背負わされた、神崎勇気の苦悩に満ちた顔が浮かんだ。

 自分が、彼らをこの勝ち目のない戦場へと引きずり込んだのだ。

『人間の物語を紡ぐ』。

 なんと気高く、そして、なんと無力な理想だったことか。

 彼は、執務室の机に突っ伏した。ずしりと、これまで感じたことのない鉛のような重みが、その背中にのしかかる。もう、立ち上がれないかもしれない。このまま、この沈黙と絶望の海に溺れて、沈んでいくのかもしれない。

 彼が、本気でそう思ったその時だった。


 執務室の空気が、ふっと密度を変えた。

 無機質な蛍光灯の光が、夕焼けのような温かい黄金色へと変わっていく。

 黒田は、ゆっくりと顔を上げた。驚きは、なかった。もはや、彼の心には、驚くという感情すら摩耗して残っていなかった。

 彼の目の前、何もない空間から、あの白い和装をまとった超越者の老人が、音もなく姿を現していた。

 スキル神。


「……何の御用ですかな」

 黒田の声は、何の感情も乗らない、乾いた音として響いた。

「我々の無様な敗北を、嘲笑いにでも来られたか」


 そのあまりにも人間的なやさぐれた言葉に、スキル神はくつくつと喉の奥で笑った。

『……ふむ。随分とひねくれてしもうたのう、黒田よ。ワシの好む、あの鋼のような意志はどこへやった』

「鋼も、叩き続ければ折れるものです。……神には、お分かりにならんだろうがな」

『違いない』

 スキル神は、あっさりと頷いた。そして、黒田の目の前の、絶望的な戦力比較データが映し出されたモニターを、興味深そうに一瞥した。

『状況は、確かに危うい。あやつ……邪神は、お主たちが思うよりも遥かに狡猾じゃ。あやつは、ただ強力な駒を集めておるだけではない。あやつは、お主たちから『希望』そのものを奪い去ろうとしておる。圧倒的な戦力差を見せつけることで、戦う前からその心を折ろうとしておるのじゃ』


「……その通りだ。そして、見事に折られかけている」

 黒田は、吐き捨てるように言った。

「貴方が与えてくれた、『秩序の物語』。それは、あまりにも力がなかった。……貴方が、我々に力を貸してくれさえすれば……」

『まだ分からんか、黒田よ』

 スキル神の声が、初めて少しだけ厳しい響きを帯びた。

『ワシは、言ったはずじゃ。この戦いは、物語と物語の戦いだと。ワシが、お主たちに直接力を与えてしまえば、それはもはやお主たちの物語ではなくなる。それは、ただワシの物語にお主たちが乗り移るだけのこと。それでは、邪神のやり口と何も変わらん』

「……」

『じゃが……』

 スキル神は、ふっとその表情を和らげた。

『お主たちが、自らの意志で、自らの物語の新たな登場人物を舞台に呼び込むことは、許されておる』

「……新たな登場人物?」

『そうじゃ。黒田よ。お主は、絶望のあまり、大事なことを見落としておる』

 スキル神は、ゆっくりと世界地図を指さした。そこは、赤と青の光点以外、何もない広大な空白地帯が広がっていた。


『――ワシが蒔いた希望の種は、今も世界中で静かにその花を咲かせつつある』


『邪神は、悪意ある者、欲望に忠実な者を、巧みに集めた。じゃが、ワシが力を与えた者たちはどうじゃ? 彼らは、その力を誇示することもなく、ただ自らの日常の中で、誰にも知られることなく、人々を、社会を、静かに守っておる。彼らは、英雄ではない。ただの、善良な市民じゃ。じゃから、お主たちのその大げさなレーダーには、決して引っかからん』


 黒田は、はっとした。

 確かに、そうだ。対策室の監視網は、どうしても大規模なエネルギー反応や派手な事件を起こす悪性アルターの捕捉に、リソースを割かざるを得なかった。善のアルターたちのささやかな活動は、あまりにも地味で、あまりにも日常に溶け込みすぎていて、彼らの分析の優先順位は常に低かった。


『彼らは、待っておるのじゃ。自らの、そのあまりにも強大で孤独な力を、本当に世界のために解き放つべき、その「時」を。その、大義名分を』

『黒田よ。お主は、一人で背負いすぎた。お主は、指導者として、あまりにも優秀すぎた。じゃが、時には、指導者もその弱さを見せねばならん時がある』

 スキル神は、黒田のその疲れ切った瞳を、まっすぐに見据えた。


『――助けを、求めるのじゃ』

『お主の、その個人的なプライドも、国家の体面も、一度全て捨て去るのじゃ。そして、全世界に、お主自身のありのままの言葉で叫ぶのじゃ。「我々は、負けそうだ。助けてくれ」と』


『そうすれば、ワシが蒔いた名もなき善のアルターたちも、必ずやその声に応えるじゃろう』


 その、あまりにもシンプルで、あまりにも根源的なアドバイス。

 黒田は、しばらくの間、呆然と、その言葉の意味を反芻していた。

 助けを、求める。

 それは、彼が、彼の人生で最もしてこなかったことだった。

 スキル神は、満足げに頷くと、その体が再び光の粒子へと還り始めた。

『……ワシが言えるのは、ここまでじゃ。……あとは、お主が、お主自身の物語をどう紡ぐかじゃ。……期待しておるぞ、黒田。ワシの、お気に入りの脚本家よ』

 その言葉を最後に、神の気配は完全に消え失せた。

 後に残されたのは、再び無機質な静寂と、そして呆然と立ち尽くす黒田だけだった。


 その後の、24時間。

 それは、黒田にとって、人生で最も長く、そして最も苦しい一日となった。

 彼は、執務室に一人、閉じこもった。

 スキル神の言葉が、何度も、何度も、脳裏で反響する。

『助けを、求めるのじゃ』。

 馬鹿を言えと、彼は思った。

 私が、誰に助けを乞うというのだ。私が、この国の対アルター戦の最高責任者だ。私が弱音を吐けば、全ての組織が崩壊する。

 だが、同時に彼は理解していた。

 これが、最後の、唯一の可能性なのだと。

 彼は、自らのプライドと、国家の未来を天秤にかけた。そして、何時間も、何時間も、苦しみ抜いた。

 夜が明け、再び絶望的な戦況報告が彼の元に届けられ始めた、その時。

 彼は、ついに覚悟を決めた。

 彼は、震える手で、総理大臣官邸へのホットラインを掴んだ。

「……私だ。黒田だ。……総理に、お繋ぎしろ。……ああ。一世一代の、大博打を打つ時が来たと」


 高坂総理は、官邸の執務室で、黒田の常軌を逸した提案をただ黙って聞いていた。

 全てを聞き終えた後、彼は一言だけこう尋ねた。

「……勝算は、あるのかね」

「ありません」

 黒田は、きっぱりと答えた。

「ですが、このままでは、勝算ゼロのまま緩やかに死ぬだけです。……この賭けに負ければ、我々の威信は完全に地に落ちる。ですが、もし、万が一勝つことができれば……我々は、邪神の想像を遥かに超える、『希望』という名の軍勢を、手に入れることができるかもしれません」

 高坂は、しばらく目を閉じていた。

 そして、ふっと笑った。

「……面白い。そこまで言うのなら、乗ろうじゃないか。君の、その狂気の博 "賭" に。……私も、もう失うものなど何もない」


 その日の、午後3時。

 予告なしの、緊急記者会見が全世界に向けて配信された。

 演壇に立ったのは、高坂総理ではなかった。

 ただ一人、超常事態対策室室長、黒田その人だった。

 彼の、やつれ果てた、しかし異様な覚悟を宿した顔が、全世界の何十億というモニターに大写しになる。

 彼は、深々と頭を下げた。

 そして第一声、彼は、全世界が凍り付くような言葉を口にした。


「……本日、皆様にお集まりいただいたのは、他でもありません。……我が『人類憲章連合』の、事実上の『敗北』を、皆様にご報告するためです」


 会見場が、爆発した。

 敗北? なぜ、今?

 そのどよめきを、黒田は手で制した。


「……皆様ご存知の通り、現在、『カオス同盟』には、我々の想像を遥かに超える強大な力を持つアルターたちが集結しています。……正直に、申し上げます。現状の我々の戦力では、彼らに到底太刀打ちできません。このまま戦いを続ければ、我々は遠からず敗北し、世界は混沌の渦に飲み込まれるでしょう」


 彼は、包み隠さず、ありのままの絶望的な事実を全世界に晒した。

 それは、指導者としてあるまじき弱音。

 だが、それは彼の壮大な賭けの始まりだった。


「……私は、無力です。我々政府も、軍も、この神が作り出したあまりにも理不尽な現実の前では、あまりにも無力です」

「ですが」

 彼は、顔を上げた。その瞳からは、涙がとめどなく溢れていた。

 鉄の男、黒田が泣いていた。

 その、あまりにも人間的な姿に、全世界が息を飲んだ。


「……ですが、私はまだ諦めたくありません。私は、信じています。この世界のどこかに、まだ希望が残っていることを」

「私は今日、いかなる国家の、いかなる組織の代表としてでもなく、ただの一人の無力な『人間』として、全世界に呼びかけます」


 彼は、マイクに向かって叫んだ。

 それは、彼の魂そのものの叫びだった。


「――助けてください」


「世界中にいるはずの、名もなき善のアルターたち。そのあまりにも強大な力を、世間を恐れ、あるいは悪用されることを恐れ、ただ息を潜めて隠し持っている、全ての心優しき異能者たちに、お願いする」

「我々は、あなた方を兵器として利用したいのではありません。我々は、あなた方にただ死地に赴いてほしいのではありません」

「我々は、あなた方と『共に戦いたい』。共に、この狂った世界に、人間の理性の、尊厳の、最後の砦を築きたいのです」

「我々は、そのための舞台を用意しました。『人類憲章』という、あなた方の力が決して兵器として悪用されることのない世界を、我々は命を賭けて約束します」

「ですから、どうか。どうか、その尊い力を、我々に貸してください。……我々に、まだ戦う価値があると信じてくれるのなら。……どうか、その一歩を踏み出してください。……お願いします……」


 彼は、それ以上言葉を続けることができなかった。

 ただ、演壇の上で嗚咽を漏らし、涙を流し続ける、一人の無力な男の姿だけが、そこにあった。

 会見は、終わった。

 後に残されたのは、前代未聞の指導者による「敗北宣言」と、「全世界への助命嘆願」という、衝撃的な事実だけだった。


 その、あまりにも無様で、あまりにも人間的な魂の叫び。

 それは、世界中に、静かな、しかし巨大な波紋となって広がっていった。

 最初は、嘲笑が大半だった。

『日本のトップ、泣きながらギブアップ宣言www』

『情けねえwww これでもう終わりだなwww』

 カオス同盟もまた、「見たまえ! これが偽りの秩序の哀れな末路だ!」と、勝利宣言とも取れる声明を発表した。

 誰もが、思った。これで、人類憲章連合は終わったと。


 だが。

 世界は、まだ完全に腐りきってはいなかった。

 黒田のあの涙の訴えが、世界中に散らばっていた名もなき善のアルターたちの、心の最も柔らかな場所に、確かに届いていた。


 カナダ、ロッキー山脈、原生林の奥深く。

 一人の老人が、山小屋の古いテレビでその会見を見ていた。彼の名は、ノア。かつて、そのあまりにも強大すぎる植物を操る能力を軍に兵器利用されそうになり、全てを捨ててこの森の奥へと逃げ込んできた、S級アルター。

 彼は、もう二度と人間とは関わらないと誓っていた。

 だが、画面の中で涙を流す黒田の姿。そのプライドも体面も全てを捨て去った、ただ助けを求める一人の無力な人間の姿に、彼の凍てついていた心が揺さぶられた。

 彼は、ゆっくりと立ち上がった。そして、小屋の外へと出た。

 彼が、そっと足元の枯れた大地に手を触れた、その瞬間。

 奇跡が、起きた。

 彼を中心に、半径数キロにわたって、冬の枯れ木ばかりだった森の木々が、一斉に芽吹き、そして満開の黄金色の花を咲かせ始めたのだ。

 それは、彼の復活を告げる狼煙だった。


 ケニア、ナイロビ、最大のスラム街キベラ。

 一人の若い女性医師、アベバが、粗末な野戦病院のようなクリニックでその会見を見ていた。彼女は、A級の治癒能力者。だが、彼女の力は、ただ傷を癒すだけではない。他者の病や傷を自らの身体に「吸収」し、無に帰すという、あまりにも自己犠牲的な力だった。

 彼女は、その力で、誰にも知られることなく、この貧しいスラムの人々の命を救い続けてきた。

 黒田の、涙。

 彼女は、静かに頷いた。そして、隣で高熱にうなされていた幼い子供の額に、そっとその手を置いた。子供の熱が、まるで水が砂に吸い込まれるように、彼女の身体へと流れ込んでいく。子供は、すうっと安らかな寝息を立て始めた。

 彼女の決意は、固まった。


 韓国、ソウル、地下鉄の指令室。

 一人の平凡な中年の技術者、パクが、その会見を見ていた。彼は、B級のテクノパス。機械と対話し、その機能を最大限まで引き出すことができる。

 彼は、自分の力を、ただこの複雑な地下の迷宮が毎日安全に運行するためだけに使ってきた。

 黒田の、訴え。

 彼は、ふっと息を吐いた。そして、指令室の巨大なコンソールパネルに、そっとその油に汚れた掌を置いた。

 その瞬間、ソウル全市を走る全ての地下鉄の車内モニターと、駅の全てのデジタルサイネージが、一斉に切り替わった。

 そこに映し出されたのは、ただ一言。

『――希望は、まだある』。


 植物を操る、賢者。

 病を吸収する、聖女。

 機械と対話する、技師。

 それだけでは、なかった。

 オーストラリアからは、空間を跳躍するテレポーター。

 インドからは、絶対的な防御フィールドを張る守護者。

 世界中から、次々と、これまで沈黙を守ってきたS級、A級、B級の善のアルターたちが、自らの意志で、その存在を明らかにし始めたのだ。


 日本の、対策室。

 黒田がまだ会見場から戻らないその司令室は、歓喜と混乱の坩堝と化していた。

「室長! カナダから入電! S級アルター『ドルイド』が、我々への全面的な協力を表明!」

「ケニアからもです! A級ヒーラー『マザー』が!」

「韓国、オーストラリア、インド、ブラジル……! もう回線がパンクします!」

 佐伯は、涙声で、次々と舞い込んでくる奇跡の報告を叫んでいた。

 世界地図が、急速に塗り替えられていく。これまで空白地帯だった場所に、次々と力強い青い光点が灯っていく。

 やがて、会見を終えた黒田が、ふらふらと司令室へと戻ってきた。

 彼は、その信じられない光景を、ただ呆然と見つめた。

 モニターに映し出された、無数の善のアルターたちのプロフィールと、彼らからの温かい連帯のメッセージ。

『あなたの涙を見た』

『一人にはしない』

『我々もまた人間だ』

『共に戦おう』


「……ああ……」


 黒田の膝が、崩れ落ちた。

 彼は、その場にへたり込み、両手で顔を覆った。

 その指の隙間から、嗚咽が漏れる。

 それは、先ほどまでの絶望の涙ではなかった。

 あまりにも温かい、あまりにも尊い希望の光に心を焼かれた、一人の男の、魂の涙だった。


「……希望は…………まだ、あった…………」


 愚者の魂の叫びは、確かに、世界中に眠っていた賢者たちの心を揺り動かした。

 人類の本当の反撃の狼煙は、今、確かに上がったのだ。



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