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Yuuta's Life ~双極~  作者: 佐久間五十六


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さじ加減

 どの薬がハマるか確定するまでは、双極性障害の場合時間がかかるケースが多い。


 それは数ヶ月~数年に及ぶ事も稀ではない。微調整を重ねて、これだ!と言う所まで薬物療法を持っていくのは、人それぞれだが容易な事ではない。


 逆を言えば、ユウタの様に診察の度に微調整をする人もいれば、玄ちゃんの様に5年以上薬を変えていない人もいる。それは、クランケの考え方の違いにもよるが、なるべく薬に頼りたくない人もいれば、症状を抑え込むためには沢山の薬を飲む事やむ無しと考えている人もいる。


 勿論、副作用はある。手が震えたり、便秘になったり、車の運転に支障が出たり、酒が飲めなくなったり、この他にも沢山の副作用がある。


 勿論、薬を貰う時に薬剤師から薬の作用、副作用の記された紙を必ず貰う。必ずしもその紙の通りになるとは限らないが、それは医師がギリギリ副作用が出にくい量の処方をしているからであり、医師とクランケの間のルールさえ守っていれば、副作用は著しく出ると言う事は無く、その薬の副作用で、生活に悪影響を及ぼす事はまず無い。


 そもそも薬とは作用、副作用は必ず存在するものであり、その薬のさじ加減はプロの精神科医にしか出来ない。とは言え、統合失調症とは全く異なるため、双極性障害のクランケの治療薬は精神病の中では難易度はそう高くはない。


 どの薬が合うか合わないかは、体質的な問題もある為薬の服用においては医師や薬剤師の指示に従い様子を見る必要がある。最もそれもプロの精神科医に任せておくべき事ではあるが…。

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