最終話
それから数年後。
太陽がギラギラと光る青空の下、大海原に帆船が一隻航海していた。その船の中にはかつて組織のメンバー達によって捕らえられていたヤン達とそしてサンサ達が乗船していた。あれから、『愛』のエリミネーターが言っていた通りユグドラシルは再生し世界が徐々に誕生を始めていた。ここはそのうちの一つになる。
すると、甲板にいたサンサ達がいっせいに一人の少女の名を呼んだ。
「ルーシー」
◇◆◇◆◇
後に、ルーシーは自分達の旅を本に記した。だが、それを信じる者はほとんどいない。
一部だけがそれを信じた。
その本の最後にはこう記されてある。
いずれ再び闇が襲いにかかってくるだろう。
来たる『ラグナロク』に備えよ、と。
あとがき
『ラン・ルーシー』気づけば10月にもなり、ようやく2月から始めた物語もこうしてなんとか終えることが出来ました。気づかれた方もいらっしゃると思いますが、今作は北欧神話をモデルに世界観含めストーリーを考えました。中古の本を参考にしながらもオリジナルをだいぶ追加し内容をかなり変えてしまいましたが、その点はお許し下さい。北欧神話を取り入れようと思ったきっかけはそれをモデルにしたファンタジー作品が多いように、やはり影響を受けたからです。
あと影響があるとすれば哲学でしょうか。しかし、独学故どうしても欠ける部分が出る為、いっそどうせならと正確なものより自己流(自分が思う哲学)に改変したのは後々ストーリーをややこしくさせてしまったと強く反省しています。
ただ、世界観を考える上で他の作家達がやっている設定や経済より、宗教や哲学的思想を入れられないかと思ってチャレンジしてみました。
まぁ、ルーシーと同じく出たとこ勝負みたいなことをしてしまったわけです。
色々誤字脱字や読みにくい部分多々あったとは思いますが、それでも読んでいただけたことは大変ありがたく思います。
長い間、『ラン・ルーシー』をありがとうございました。




