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いつか…きっと…

イソガシイ

オクレタ

スミマセン

「そういえばユキシマ先輩ってどんな人なの?」

「知らなくてあんなノリノリにユキシマ先輩の挨拶やてたの!?」

「やれって言われたから」


私は今昨日一緒に配信した同期のローズちゃんもとい紅凛花ちゃんとロミィーちゃんもとい雪道風鈴ちゃんとカフェに来ています!正直顔バレは先輩達が…いや、そもそも0期生の社長さんと社長秘書さんが顔出しちゃったとこから始まったのかな〜ま、原因考えても仕方ないか

そんな感じである程度前世バレはOKなこんな世の中でコソコソしたくはないんだけど何せ私は逃亡してるから出来れば目立ちたくないのでわざわざ個室のカフェに来ています!

…カフェ…友達と…カフェ…!

う〜ドキドキする〜!

初めての体験の気持ちを思い出すなんて久しぶりだな〜


「私は先輩との配信をして欲しくない…」

「風鈴ちゃんどうして?」

「だってその先輩y「やばい人だからね〜私も心配だな〜」


ん〜2人が睨み合ってる

そんなに教えたかったのか…

まぁ私と違って何も知らない状態で入ったわけじゃないし

思うところでもあるのかな


「ユキシマ先輩の特技ってゲームだよね?」

「そうだよ!もうすごいんだから!」

「なるほど…直々に教えて貰えると…!」


VTuberと言えばゲーム配信だよね〜

私もVTuberとしてしっかりゲームを教わらなきゃ!

…む!とても嫌な予感がする!

私の嫌な予感は当たるんだよね…


「か、かわ…じゃない…でも気をつけてね」

「ん?なんで?」

「まず先輩は猫を飼ってて入るにはその子の審査が必要。気に入られなきゃ…災厄ひっかかれる」

「それは問題ない!」

「問題ないんだ」

「それととにかく…変態…!収益もギリギリらしい」


収益がギリギリ…!

一体どれだけのことをやらかしたんだろう…さすが先輩!

すごい!

…見習いたくは無いけど…

でも自分の中にあるものを曲げないってかっこいいな〜


「だから本当に気をつけてね」

「ん〜わかってる〜」

「本当にわかってる?私ずっと心配なんだ…「失礼します、商品をお持ち致しました」…はーい」


パーフェパーフェ♪

パフェパフェパフェパーフェ♪

ん〜!このほのかな甘みと牛乳の風味がしっかり感じられるアイスクリームがすっごい美味しい!

舌触りもなめらかで口の中で美味しさが広がる!

む〜!美味しい〜!


「この笑顔は守ろうね」

「もちろん…!」


sideユキシマ・メトルーン


「みんな〜今日もありがとう〜!ソレト予告です!あーしーたーはー!ついににゃーなちゃんとコラボだよ〜!

先輩もといお姉さんとしてしっかり教育をシマス!」


・程々にですよ〜

・猫様の入国審査どうなんだろう?

・猫(仮)だから入国審査は楽だなw

・明日で収益がとけないことを祈ってます


「何しようかな〜悩みマスね〜」

「ニャー」

「あ、シィーちゃん明日お客さんキマスよ〜」


・さて、楽しみだな

・また被害者が出るのか

・これは宵裁判長の登場の予感…!


「ム!こ、今回は大丈夫デース!で、でもタイプでしたら〜エヘへ〜」

「ニャァッ!」


・この感じはシィーちゃん逃げたな草

・今回も裁判長のお世話になりますな

・まぁ裁判長も大概だけどな

・裁判長は裁判長でヤバいからな


「あー楽しみデース!」


配信が終わり、どこかほんのりとした寂しさのようなものから襲われシィーちゃんに癒されたいなどと考えているが、何故かいまいち懐かれていないユキシマ・メトルーンこと雪村リーナ(莉奈)


「今日も終わっちゃいマシタ〜ん〜オカタヅケしませんと!」


アシタはいよいよにゃーなちゃんと配信デス!

部屋が汚いセンパイだと思われたらタイヘンですね〜

…ミツカッチャ駄目なものもタクサン…


「…オ?ドウシマシタシィーちゃん?」

「ニャー」

「シィーちゃんシーデスヨ、明日はここのこと悟られちゃダメデスから」


あ、どっか行っちゃいマシタ…

やっぱり懐かれてないデスね…

…にゃーなちゃんは…ワタシの…素のワタシをどう思うでしょう?


「何考えてるんデスカネ〜いつも通り猫かぶるのに〜」
















「ねえねえリーナちゃん」

「ナンデスカ?」

「喋り方変だよー」

「エ?」


ハーフのワタシは小学校の時に通り住みマシタ

ドキドキしながら必死に覚えたカタコトな日本語で自己紹介した時は大変デシタ

それでもミナサンは最初はとても優しく接してくれマシタ

デスが徐々に周りからは変だと思われ初めマシタ


「だよなー!お前ちゃんと喋れねーのか?」

「エ?エット…ハ、ハイ…」


正直今もあまり抜けていないカタコトな日本語は当時のワタシは全部がそうデシタ

別に誰かが悪いわけではアリマセン

タダ…













「変なのー」

「日本にいるんだからちゃんと喋れよ」

「ちゃんと喋れないのになんで日本来たの?」


子供の無邪気な言葉がワタシには苦しかったデス…

けれど先生はすぐに気づきマシタ


「最近莉奈に変だやちゃんと喋れと言っていることがよく先生の耳に入る。お前らは莉奈の気持ちを考えたことはあるか?莉奈も一生懸命頑張ってるんだ。そんなこと言うな」


ソンナコトを終わりの会で先生が言った次の日

ワタシは無邪気にももう大丈夫だと思いウキウキで学校に向いマシタ


「ぜってー莉奈がチクったよな〜」

「ねーほんとダルい」

「変なのは莉奈なのにね」

「あいつ外人だから俺らの気持ちわかんねーんじゃねーの?」


教室は笑い声で包まれマシタ

ワタシは校門前の先生のことなんて無視して走って帰ってしまいマシタ

そこからワタシは頑張ってカタコトを治そうとしましたがなかなかなおりまセンデシタ

デスがなんとか意識すれば話せるようになりマシタ


正直、オハナシするのは大変でとても疲れマシタ

デスが「変だ」なんて言われることは無くなりマシタ

それだけがココロの支えデシタ


そして高校生の時ここ「エールライブ」に出会いマシタ

ここならワタシは素のワタシでいれると思いマシタ

そして無事合格デス!


配信はとても楽しかったデス!

ミナサンがワタシを認めてくれマシタ!

とっても楽しいデス!


デスガ…

やはり未だに怖いデス…

否定されるのが…
















ピンポーン

「ユキシマ先輩!おはようございます!猫巫女にゃーなです!」


元気な声がインターホンから聞こえてきマス

…さて切り替えますよ!


「いらっしゃいにゃーなちゃん!ちょっと準備するから待っててね!」

「了解しました!」


…いつか普通に接せる…ソンナ…大切な人ができマスかね…



ちょっと過去のストーリーを書かせて頂きました

正直配信して終わりまで書く予定でしたが

忙しい

疲れ

スランプ

のトリプルパンチ食らってます

カタコトな日本語合ってますかね?

そ、その…ちょっとは許して欲しいです…

出来るだけ早く更新できるように頑張ります…!

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