東海道本線 1872
品川「どうも、これからよろしくお願いします!」
横浜「ええ、お願いしますね。」
1872年6月12日
日本に最初の鉄道が開業した。
当初は途中駅がなかったが、順次開業していった。
川崎「7月10日に開業します、川崎です!」
神奈川「同じく、神奈川です。よろしくお願いします。」
4ヶ月ほどこの面子で営業していた。
品川〜横浜間は1日6往復だった。
そして、多くの人が教えられたであろうあの区間が開業する。
新橋「10月14日の開業です、新橋です!」
品川「おうおう、新橋ようやくか。よーし!祝え祝え!」
神奈川(自分の時に記念式典なかったのは悔しくないのかな...?)
新橋駅の開業。後の汐留貨物駅である。
開業と同時に新橋〜横浜開通の式典が行われ、明治天皇陛下のお召列車も運行された。
翌15日から全線の正式営業が始まった。
同時に、鶴見駅も開業した。
鶴見「10月15日からの営業の鶴見だよー!よろしくね!よーし、いっぱい働くぞー!」
横浜「元気が凄いわね鶴見さん...」
川崎「まあ、いいじゃないですか、やる気があるというのは。今日から正式営業でしたよね?」
品川「おう、そうだな。」
新橋〜横浜間が開通した後、しばらく安定期に入る。なぜかというと....
品川「中山道ルートを先行だと!?」
神奈川「どうやら、中山道の方が開発が遅れてるからとかいう理由みたいですけどね。」
鶴見「えぇー...」
横浜「鉄道で碓氷を越えるのは難しいと思うのですがね...」
予想は的中。中部の山岳地帯を越えるのは非常に難しかったようで、東西の交通整備を優先して急遽東海道ルートになった。
横浜「やはりそうですか。」
鶴見「やったじゃん!仲間が増えるよ!」
川崎「いや、先に大阪辺りを開業させるそうですよ。」
鶴見「ガーン...」
神奈川「もうちょっと待とうね、鶴見ちゃん。」