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愛の不足

作者: ねるこ

愛してください。

夢も希望もありませんが、愛してください。

こんなあたしをどうか愛して。

あたしをどうか捨てないで。


幼い子供であればあるほど、所属するコミュニティの数は少ないのです。

つまり、小さな子供はどこから愛を受ければいいかというと、「家族」という団体です。そこしかありません。

ああ それなのに。

悲しいことに、あたしは愛をもらえなかった。

その後も、団体の数が増えても、活動の幅が広がっても、愛をもらうことができなかった。


幼稚園で先生からお菓子が配られるとき、自分だけもらえずに、「周りの子はもらっているのに」と涙をこらえる子供の様な気分だった。


あたしは、愛を知りません。

誰もくれないんだもの。でもね、自分なりに頑張っていたつもりなんです。

ほんとうです。それなりに、真面目に、生きてきました。

それがどうでしょうか、この有様です。





もうそろそろ、あたしは限界なのかも知れません。

あたしが完全にダメになる前に、探し出してください。

そして見つけたときは、思い切り抱き締めてください。

今こういう人多いかと思います。(私なんぞが、偉そうに言ってはいけませんが。)

そしてこういう人は、周りに「面倒くさい」と思われます。

でもわたしが一つだけ言いたいのは、こういう人の一人として言いたいのは、

「じぶんでは、わかっています。じぶんでも、めんどうくさいとおもいます。めいわくをかけてごめんなさい。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  誰もが共感できる内容で、自分に当てはめて読むことができました。
[一言] あなた様の言葉が、沁みました。 あなた様と話がしてみたい、そんな風に思わされる作風、世界観。 とても、好きです。
2017/03/24 22:27 退会済み
管理
[一言] はじめまして、よんと申します。 愛を求めることは人間として当たり前の感情ではありますが、それが露骨過ぎると逆に退かれちゃうかもしれませんね。 「あたしは誰よりもあたしが好き」と胸を張って生き…
2017/03/24 06:56 退会済み
管理
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