愛の不足
愛してください。
夢も希望もありませんが、愛してください。
こんなあたしをどうか愛して。
あたしをどうか捨てないで。
幼い子供であればあるほど、所属するコミュニティの数は少ないのです。
つまり、小さな子供はどこから愛を受ければいいかというと、「家族」という団体です。そこしかありません。
ああ それなのに。
悲しいことに、あたしは愛をもらえなかった。
その後も、団体の数が増えても、活動の幅が広がっても、愛をもらうことができなかった。
幼稚園で先生からお菓子が配られるとき、自分だけもらえずに、「周りの子はもらっているのに」と涙をこらえる子供の様な気分だった。
あたしは、愛を知りません。
誰もくれないんだもの。でもね、自分なりに頑張っていたつもりなんです。
ほんとうです。それなりに、真面目に、生きてきました。
それがどうでしょうか、この有様です。
もうそろそろ、あたしは限界なのかも知れません。
あたしが完全にダメになる前に、探し出してください。
そして見つけたときは、思い切り抱き締めてください。
今こういう人多いかと思います。(私なんぞが、偉そうに言ってはいけませんが。)
そしてこういう人は、周りに「面倒くさい」と思われます。
でもわたしが一つだけ言いたいのは、こういう人の一人として言いたいのは、
「じぶんでは、わかっています。じぶんでも、めんどうくさいとおもいます。めいわくをかけてごめんなさい。