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工業高校はデスゲームに最適です  作者: 霧ヶ峰藤五郎
2章 深淵編

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2棟 6幕 巡る輪廻と闇夜の深淵 I

STR(筋力) 物理攻撃力上昇 防御力若干上昇 炎耐性上昇


AGI(敏捷) 行動速度超上昇 物理攻撃力若干上昇 動体視力上昇


隠しステータス 技量 筋力と敏捷を上げる事で上昇

通常攻撃力の上昇 魔法等の詠唱速度若干上昇


VIT(耐久) 防御力上昇 体力上昇 物理耐性上昇


INT(知能) 魔力上昇 魔力攻撃力上昇 魔法ダメージ上昇

リキャストタイム短縮 ドロップ確率上昇


DEX(命中) 動体視力上昇 クリティカル確率及び威力上昇


隠しステータス 異常 命中と知能を上げることで上昇

状態異常の蓄積値上昇 状態異常ダメージ上昇


「屋上…攻略上関係ないエリア…か。

そういう所には基本…」


「「「裏ボスが居る。」」」


合流した小川と俺、大和が同時に同じ言葉を言う。

俺は合流した小川に驚き、振り返る。

大和は小川の足を見て少し悲しそうな目をする。


「やっぱ…治んねぇの?」


その言葉に小川は少し驚いた後、

大和と同じような目になり、言葉を紡いでいく。


「あぁ。

時間が経ちすぎたみたいで。」


大和が黙り込む。

自分のせいでと責めているんだろう。

分からないでもないが今すべき事ではない。

それよりも優先すべき事がある。

1棟屋上を見るより先に、

自分を責めるより先に。


「おい?なんだよ歩夢。こっちに歩いてきて。

おい?

なんだよって?!

おい!?」

__________________________________________


「絆那?いるかー?」


「おー?なんだー?」


小川を横脇に抱えながら絆那の鍛冶屋へと

足を運んだ。

奥の倉庫から声が聞こえてくるのと、

ガチャガチャと何かを探している音も聞こえてくる。

俺は絆那の片付けなさに呆れつつ要件を話す。

小川の義足を作って欲しいと。

絆那は驚いたのか、ひっくり返った音と、鈍い音、

絆那の叫び声が鍛冶屋中に響いた。


絆那いわく、鎧を探していた所

俺達が無茶な要求を言ってきた為、

ひっくり返ってしまったらしい。

おまけにひっくり返った拍子に頭に探してた鎧が

頭に落ちてきたと、頭に包帯を巻きながら愚痴ってきたのは別の話。

__________________________________________


1ヶ月程たった頃、

小川の義足が完成した。

バネ等を細部に細かく仕込んだ為、

前までとはいかないがかなり動けるらしい。

流石天才鍛冶師だぜ。


1ヶ月も経てば攻略もかなり進んだ。

現在2棟2階、つまり6層まで奪還が終わった。

そして、ついに俺たちは屋上へと乗り込むため、

攻略組総勢28名が2-3に集まる。


今回もレイドリーダーは相良はんになった。

特に掛け声等もなく、静かに1段づつ階段を登る。

小川の義足での初戦闘がこんなに大きな戦いで良いのか、

と自問自答する。

本人が早く行こうと言ってるくらいだし、良いんだろうが。

そんなこんなで屋上扉まで着く。

何時もならタバコの吸殻が2、3本転がっているが

流石にそこまでは再現されていなかった。

何人かの生徒がそれを見て少し肩を落としたのは

シケモクを吸おうとしてたのだろう。

最近色んな人がストレスが溜まっていると愚痴っていた。


娯楽用品が無いこの空間では我慢する他ない。

錬金術師達が近々タバコを再現しようとしてるらしい。

もしタバコが出来れば一部のヤツらは大歓喜だろう。

まぁ、そんな事は置いておいて。

相良が両開き扉に手をかけ、力を入れていく。

少し、また少しと扉の隙間から闇が漏れ出ていく。

扉が開ききった時、闇に包まれた。

形容し難い暗闇。

闇と言う他なかった。

それ程の暗闇。

相良が一声かけて闇に入っていく。


「行こう。」


3年生達と1年生達も続いて闇に飲まれていく。

俺も扉の先に手を入れ、少しの間黙り込んだ後、

勢いよく飛び込んだ。

__________________________________________


中は一般的な体育館を2縦に繋げたような広さで、

質素だが何処か華やかさのある回廊だった。

光魔石を使った懐中電灯で壁や天井を照らした

その刹那。


壁にかかっていたトーチに火が灯る。

視線誘導かの如く回廊の奥まで順々に火と

俺たちの視線が移っていく。

全てのトーチに火が灯った回廊の奥に

犬が居た。

ふてぶてしく寝ているその体は

回廊の半分を優に超えているだろう。

爪は鋼すら切り裂くかの如く鋭い。

口から見え隠れするその牙に噛まれたら即刻ミンチだ。

そして、最大の特徴としてその犬には


頭が3つ付いていた。

__________________________________________


その犬…ケルベロスは大きく息を吐き、こちらを睨む。

身体を振るい、大きく咆哮する。

その瞬間、

ケルベロスの頭の上にHPバーとカーソルが現れる。

LV108 門番 Kerberos

その3段あるHPバーはこちらの戦力を削いでくる。

1年生が腰を抜かし、膝をついたのを皮切りに

戦闘が始まる。

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