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工業高校はデスゲームに最適です  作者: 霧ヶ峰藤五郎
2章 深淵編

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12/18

2棟 2幕 3枚目のJOKER

謌ヲ蝣エ遘サ繧翫※ 髻ソ縺丞濠髏 謌代%縺晉ゥカ讌オ縺ョ髣

諡幃峭 螟ゥ閨 遐エ謌 蜥?動

驥題牡縺ョ蜈峨r繧る」イ縺ソ霎シ繧? 豺ア縺埼裸螟

莉翫%縺薙↓蜀阪?蟋ソ繧堤樟縺輔s

?????????????????


推奨Lv ???


解放条件


深淵の指輪 1/1

深淵の腕輪 1/1

深淵の器 1/1

常夜の破片 1/3


放送室…

確かに元いた学校では1棟の1階にあったはずだ。

ここでは部屋の構造こそ違うが、

元々あった部屋は全てあった。

それなら何処かに放送室があると

期待してもいいかもしれない。


「確かに放送室があっても不思議じゃないとは思う。

でもなんでそんな事を?」


小川が椅子から立ち上がり、

大和に質問をなげかける。

大和は小川の方をちらりと見て答える。


「元々の放送室は

ほとんど地下にあるような状態だった。

それならここの放送室も地下層として

あっても不思議じゃあないだろ?」


地下…勘だが、今いる地上層とは

比べ物にならないくらい難しくなると思う。

行ってみたい気持ちと、行きたくない気持ちで

綱引きしてる感覚だ。


小川は大和の答えを聞いて納得したように頷き、

椅子に再び腰掛ける。

それを見た大和が再び口を開こうとした時、

メッセージが届く。

大和は首を傾げてメッセージを確認すると、

血相を変えて飛び出して言った。

その様子を俺たちは目で追った後、

注文したドリンクをゆっくり飲んでから

大和の後を追った。

__________________________________________


店を出ると講堂が騒がしくなっていた。

小走りしながら大和を探す。

すると大和がなにかの前で立ち尽くしていた。

小川が大和に声をかけようとしたそのとき、

大和がゆっくり下を指さした。

俺と小川が下を見るとそこには




全身が溶けている死体があった。

小川は言葉を失い、俺はあと少しで吐く所だった。

それ程に無残な死体だ。

じゅくじゅくと音を立てている皮膚や筋肉。

飛び出した内蔵、腐り落ちている骨。

目玉も転がっている。

全てがグロテスクだった。

小川が恐る恐る下を向いたままの大和に聞く。


「なぁ、コレどういう事だ…?」


小川からの質問でようやく顔を上げた大和は

人のそれとは思えないほどに絶望した顔をしていた。

そんな状態で大和は口を開く。


「俺にもわかんねぇ。

でも確かなことがある。

1つ目はまたPKが行われたこと。」


「2つ目は?」


「持ち物からこの死体が星野の死体って事だ。」


その言葉を聞いて俺は我慢できなくなり、

その場で吐いてしまった。

__________________________________________


その後前線から戻ってきた山口達も事情を聞くと

全員か苦虫を噛み潰したような表情をする。

学校では持ち前のデジタル知識を駆使して

色々楽しませてもらっていたし、

定期テストでも上位キープ。

天才だとしか言えなかった。

それにこっちでは数少ないヒーラーの1人。

心にとしても前線としても痛手となった。

それ程に影響力の高い人だった。


まぁこの話を聞いてる人たちはそこまで星野に

思い入れがないから星野の話はここまでにしよう。

顔を上げて話を始めようとした時、

違和感に気づく。


「あれ?塚野と清水は?」


それを聞いた杵鞭が気まずそうに答える。


「あー…アイツらは今4層の敵と遊んでる。」


「OK。わかった。みなまで言うな。」


なんとなく状況を察した俺は杵鞭が喋るのを制止する。

そのまま俺は全員の方を向き、話し始める。


「さて、今回またPKが行われた。

星野は犯人のスキルで死んだと思われる。

誰か腐食系のスキルを持ってるやつを見たか?」


全員が腕を組み記憶の海を泳ぎ回るが、

これといって思い出せる奴はいなかった。

となると考えられるのは、

スキルを隠してここまで来た奴が怪しいって事か。

そこまで考えた所で山口が俺に話しかけてくる。


「なあ、歩夢。

来星の店だとアイツに悪いし、

俺たちが解放した体育館行こうぜ。」


その言葉に目を丸くする俺。

体育館解放してんなら

もうちょい早く言って欲しかったなぁ…

__________________________________________


体育館に着いた俺達は講堂と

体育館が繋がっている通路の鍵を開け、

体育館の端っこに山口がキャンプを立てる。

俺はインベントリから生兎肉を取り出して

キャンプファイアで焼きながら話し始める。


「で?山口、人の目を避けたって事は何かあんだろ?」


山口が静かに頷き、黙ったまま紙を手渡して来る。

俺はそれを焼き終わった兎肉と交換する形で受け取り、

その中身を見る。

大和と小川も肩から覗いてくる。

__________________________________________


やりやがった。

あの女やりやがった。

俺達の事裏切りやがった。

目の前でサラが殺された。

畜生。

気づけなかった。

サラを殺す瞬間まで気づけなかった。

情けない話だ。

惚れた女すら助けられねぇ。

畜生。


多分この紙を見てるそこのお前、

あの女、リピアはサラを殺した後

魔王がどうのこうのって言ってた。

闇魔法の事も。

俺は出来なかったが、頼んだ。

__________________________________________


「な…何だ…コレ…」


その手紙の下に、文字が書いてある感じはあるが

ちぎれていて詳しい文字は分からない。

それよりも、

この手記を書いた主が俺達と同じ境遇なら…


「歩夢、この手紙で分かった事は2つ。

1つはロキが言っていた()()()()()が定期的に

行われているのはほぼ確定だ。」


山口は俺の方を見つめてくる。

その言葉に続けるかのように大和が口を開く。


「2つ目は最初(ハナっ)からロキが仕組んだ

裏切り陣営が居たって事だな。」


その言葉に俺は下を向きポツリと言葉を零す。


「また…身内を疑わないといけないのか…」


最初の植木の件も

裏切り陣営の事を聞いたら妙に納得してしまった。

今回、またそういう事が起こったという事。

それはつまり、また身内が人を殺してるって事。

生きてる奴から1人づつ洗って行こう。

大野。

今スキル画面を見せて貰い、腐食系は無いのを確認。

腐食瓶とかそういうアイテムの可能性もあるが、

大野は嘘が下手なので除外。

小川。

俺とほぼずっと行動してるから限りなく白。

大和も同じ。

杵鞭。

スキル欄を見てもそれらしいスキルは無し。

相良、颯人、山口も同様。

後は今いない古室、清水、塚野、絆那、細川、来星か。

正直このメンツなら

裏切りそうなのは古室くらいしかいない。


と、言う事で古室の元へ超特急!

そう思い振り返ると体育館に

色んな建物が建ち始めてるのが目に入る。

そんな中、こっちに歩いて来る人影が2つ。

来星と絆那だ。

来星が大和の前に立って紙を手渡す。

渡された紙を見て大和は苦い顔をする。


「はい、3人分のコーヒーの請求書。」


「あっ。」


そのまま絆那も紙と武器を取り出すと

大和がさらに苦い顔をする。


「はい、お前の武器整備代請求書。」


「うげ。」


絆那に金貨1枚 (金貨1枚で10000セル) を手渡し、

来星には銅貨を3枚渡す。 (銅貨1枚100セル)

大和の支払いを見て笑っていた俺たちだったが、

大和がいきなり真剣な顔つきになったかと思うと、

来星の後ろに行き、掌と大和の基本短剣がぶつかった

その刹那、()()()()()()()()

溶けた短剣を投げ捨てた大和に何者かが声をかける。


「やんじゃん。チー牛の癖に。」


大和はその声を聞くと、鼻で笑って声の主を罵倒する。


「はっ!てめぇには言われたかねぇな!」


ふと冷静になった俺は声の主の顔を見る。

そこに居たのは、


「ま…さか…」


「にひっ!あぁそうさ。()()が魔王だ。」


そこに立っていたのはこちらを馬鹿にするかのように

ほくそ笑んだ古室とこちらを睨む細川が立っていた。

ご無沙汰してます

霧ヶ峰藤五郎です

今回、魔王や地下といった

この物語の根底に近づいた回でした。

ですがまだまだ怒涛の展開は続きます。


それと私事ですが、先日誕生日を迎えました。

またひとつ歳をとったなと感じる日です。

まだまだ若いですけどね。

親から授かったこの命、

無駄にせずに生きていきたいです。


次回 古室と細川

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