表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
工業高校はデスゲームに最適です  作者: 霧ヶ峰藤五郎
2章 深淵編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/18

2棟 1幕 黒狼と考察と

スタンリー・メイソンの冒険手記 51


今回は状態異常について語っていこうと思う。

この世界には数多くの状態異常がある。

その対処法と使用法をまとめていく。

これを見た人達は是非とも活用して

(腐敗し、ページがいくつも抜け落ちていて読めない)

解毒剤があれば対処は可能。

状態異常

『呪い』

最大HPの15%のダメージを与えた後、

最大HPを10%減少させる。

この時、どれだけHPを回復しても最大HPの90%を超えることは無い。

その後、

体に呪いが残り最大HPの5%の持続ダメージを5秒間与える。

時間経過で解除される。

HP回復をすると継続時間が減少する。

神聖魔法で持続時間減少。


状態異常

『腐敗』

毒なんか比べ物にならないほど恐ろしい状態異常。

最大HPの割合ダメージが持続ダメージとして

長時間残り続ける。

0.5秒ごとに最大HPの1%を削り、効果時間は120秒。

敏捷値2%低下。

筋力値6%低下。

耐久値13%低下。

知能値10%低下。

命中値5%低下。

腐食と名前が似ているがまるで違う代物。

流血と並ぶ程の状態異常。

特殊な魔法、アイテムで解除可能。


状態異常

『流血』

正真正銘最凶最悪の状態異常。

この状態異常にかか(腐敗が進み、シミが出来て読めない。)

あらすじ


地ノ守護者(アース・ガーディアン)との死闘を経て

遂に2棟へと到着した歩夢達一行。

早速探索しようと思っていた矢先、

とあるメッセージが大和に飛んでくる。

そのメッセージには何が書いてあるのか。

歩夢達はどんな冒険に出るのか。

__________________________________________


「遂に来たか…2棟…」


俺は1層にあった2棟へと続く通路を抜け、周り見て回す。

2棟は全体的に暗くなっており、

壁や床、天井までも黒く塗られていた。

そこで俺たちは通路を抜けて左に行くとすぐに着く

NC実習室に入る。

普段はNCフライスの使い方を学ぶ部屋だが、

今じゃただの物が多い部屋だ。

机の上で破壊されたパソコンが横たわってるし、

NCフライスも色々な所に穴が空いている。


「ひっでぇ…穴だらけじゃねーか…」


小川がボソッと言葉を漏らす。

確かに見ていて気分が良くなるものでは無かった。

奥も見ようと振り返るとそこは闇に包まれていた。

闇の中から足音が聞こえる。

カツ…カツ…とコンクリートに爪が当たる音だ。

複数聞こえてくる。

2匹…いや3匹か。

ここは1層、ならば最初に出てくるモンスターは…


「やっぱりか…」


闇の中から姿を現したのは黒い体毛に赤い目の狼だった。

頭の上には『Dark Lycaon Lv25』と浮かんでいる。

だが、1匹だけLv32の個体が混ざっている。

群れのボス的な存在だろうか。

俺は片手剣を腰から引き抜き、構える。

黒狼が俺を囲うように走ってくるが

俺はそれを1匹ずつ回避して、

最後の突進に合わせてカウンターをする。


「渾身の振りだったのに…削りきれねぇのかよ…」


完全にカウンターが決まったはずだったが

HPは4割ほど残っている。

そしてまた3匹の連携突進が始まる。

俺は回避に専念していたが7回目の突進で

回避が遅れ、腕を噛まれる。


「ぐッ?!」


噛まれただけで分かる。

呪いだ。

この犬っころ、呪い持ちだ。

ゴリゴリHPが削れていくのが分かる。

俺のHPが残り5割程になったその時、

突然黒狼が俺の腕を離し、真っ二つになる。

小川が背後から斬り裂いたのだ。

俺は小川に礼を言って、相良の元まで下がる。


神聖魔法と回復魔法で呪いを解除する。

もう1匹の取り巻きの犬っころは小川と戦っており、

ボス犬は大和が抑えている。

だったら俺はボス犬の方をッ!

俺は大和の方の犬へ駆け、

大和が奴の攻撃を弾いて犬っころの体勢が崩れた

瞬間を狙い、ラピットチェインで黒狼の脳天を突く。

一息ついて小川の加勢に向かう。

今度は俺が滑り込みながら

黒狼の足を裂いて体勢を崩す。

そこに小川が致命の一撃を入れ、殺す。

黒狼の死体を1箇所に集め、

俺たち4人でグータッチする。

__________________________________________


こんにちは。

高橋歩夢です。

現在値は2-3。

今パーティ全員で黒狼の死体をバラしてます。

牙も硬いし骨も硬いし

そもそも肉すら硬いとかいう始末です。

それでも一応呪い持ちなので

食ったら呪い使えるようにならないかなー

と言う意味も込めて食べるためにバラしてます。

小川と相良も俺のために手伝ってくれてます。

あ、あの双剣キチガイは普通に自分が食べたいから

やってます。


「そういや歩夢さんよ」


「はいなんでしょう」


少し地面を見つめていたかと思ったら、

何か思い出したように顔を上げたあと俺の方を向く大和。

それに合わせて俺も大和の方を向く。


「俺達しばらく講堂に行ってないよな。」


「あぁ…確かに。

1棟4層攻略からずっと前線にいるからな。」


そういえばそうだ。

俺たちはいつの間にか攻略組になっていた。

はやっさん(颯人)は現状唯一最上位スキルを持ってるし、

大和もサポートからアタッカーまでオールラウンダーだ。

清水、塚野、大野は言うまでもないし、

山口もかなりステが高い。

小川も貴重な召喚魔法が使えるし、

杵鞭もどちゃクソに硬いタンクだ。

俺だって1棟1層の頃よかだいぶ強くなった。

気づかないうちに俺たちはこの世界で重要な人間になっていたのだ。


なんて考え込んでる俺の目の前で手を振ったりして

存在をアピールしようとしてる大和に一喝して、

用件を聞く。

大和は若干不貞腐れながら答える。


「一旦戻らねぇ?武器の点検もあるしよ。」


そう言われて俺は二つ返事で了承して、講堂への帰路のためゆっくり寝ることにした俺達だった。

__________________________________________


目が覚めた俺たちはバラした黒狼を回収、

インベントリに収納して転移のルーン石で移動。

講堂に着くとそこは建物がいくつもある

いわば村のような状態になっていた。


でも土地に難があるそうだ。

今この講堂に住んでるのが250人強、

それでも土地は無限じゃない。

現に今の講堂はギチギチになっていた。

体育館が奪還出来れば講堂と繋がってるのもあり、

大幅な土地の拡大だ。


そんな事も考えつつ大和が落ち着いて休みたいと

言うので酒場に向かう。

酒場に向かう途中で小川が背後から大和に質問する。


「なぁ、大和。

なんでいきなり講堂に行こうなんて言ったんだ?」


確かに気になるがそこは今気にする所か?

なんて考えてたら大和が口を開く。


「流石に分かるか。

目的としてはコイツをお前らだけに見せたくてな。

この酒場ならアイツが経営してる店だ。

間違っても外には漏れないだろうって思ってな。」


そう答え、また口を閉じる大和。

今の説明を聞いて納得したように頷く小川。

今、俺置いてかれてる?

__________________________________________


大和が話していた酒場に着き、扉を開けると

そこには見慣れた人物がマスターをしていた。


来星(らすた)!!」


俺が来星…『渡辺来星(わたなべらすた)』に手を振ると

来星も手を振り返してくれる。

来星が大和の方を向き直して口を開く。


「いらっしゃい烏丸(からすま)くん。

今日も話し相手に…はなれない雰囲気かな。」


得意の空気読みで状況を察した来星は

俺達が座ったテーブルにドリンクを置いて

カウンターでグラスを拭いたりしている。


そんな来星にお礼を言った大和は

改まって俺達の方へ向く。

そのまま大和は無言でメニューウィンドウを開き、

俺たちにメッセージを見せる。

そこには


__________________________________________


佐藤颯人

宛先 烏丸大和


1棟に出てきたレアエネミーの兎を狩ったら

鍵の破片みたいなのが落ちた。

図書室の鍵の一部かもしれない。

調査してみる。

__________________________________________


と書いてある。

たまに1棟で見かけてた小兎(リトルラビット)よりも

小さい兎のエネミー。

滅多に見ないことからレアエネミーとは言われてたが

まさか鍵の破片を落とすとは。

でももしその鍵が図書室の鍵ならば

攻略が大いに進む。

そんな事を考え俺は喜びが顔に浮かぶが、

大和は反対に曇った顔をしている。

何故暗い顔なのか聞くと大和はゆっくり口を開く。


「その鍵が図書室の鍵なら嬉しい。

でも、何となく違う気がするんだ。

俺たちは1棟の何かを見逃してる。

そんな感じがする。」


そう告げる大和の顔を見て

俺は自分の楽観的な考えを恥じる。

そんな俺を見たのか見てないのか

大和は続ける。


「実は1棟には行ってなかった部屋が2つある。

1つ目は4層にあった屋上。」


確かにあそこは開かなかった。

屋上に行ってないのに2棟へ行けてる事から、

攻略には関係ないエリアなんだろうが。

だが屋上と聞いてテンションの上がらない

男子学生なんて存在しない。

でも見てないところなんてそこくらいじゃないか?

だが大和は行ってない部屋は2つといった。

ならもうひとつは?

そんな疑問に答えるかのように、

大和は告げる。


「もう1つの部屋は正確には見つけてない。

だが構造上絶対にあるはずの部屋だ。」


「どんな…?」


勿体ぶって答える大和に俺は待ちきれず催促する。


「その部屋は…放送室だ。」

お久しぶりです。

霧ヶ峰藤五郎でございます。

遂に2棟編です。

ですがここからは怒涛の展開。

振り切られずに頑張って着いて来て下さると幸いです。

さて、先に謝罪の言葉を。

申し訳ございません。

エルデ〇リングが楽し過ぎるせいで投稿が遅れました。

ナイトレインをやらずに本編周回してます。

そして今回設定資料を書いてみました。

筆が乗り、気づいた時には

腐敗の状態異常がクソ害悪になってました。

いやぁ怖いですね。

さてさて、一旦話を締めましょう。

それでは。



次回 3枚目のJOKER

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ