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君が金魚鉢を持つと花火のように“パっ”と開いたその顔が歪む

作者:豚煮豚

金魚は箱の中に暮らしていた。
その中には自然がない。
だから、不自然なエサを待つことしかできない。
エサが来るのを待っているだけ。
それで生きている気になっている。
本当は生かされているだけとも知らずに。
不自然な自然がある箱に暮らしていた。
終わり
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