5月23日 火曜日 暴風雨とポンチョがっぱ
今日は雨の音で目が覚めたといっても過言ではありません。何かの音がして目が覚めると、横殴りの雨が窓を叩いていました。いつもより少し早い時間でしたが、子猫の世話もあるために、準備をして出ようとしましたが、
「うわっ!」
玄関の扉を開けた途端、風で持っていかれそうになりました。いったん部屋の中に戻り、携帯で天気予報を確認すると、強風注意報の上に、予想の風速が15m/hになっていました。だいたい風速17m/hになると『台風』の条件を満たすといわれています。(ほかにも条件あり)とすれば、今日のこの風はさながら『プチ台風』とでも言えると思います。
傘ではだめだと思い、棚からポンチョ型の雨がっぱを出しました。自転車用に買ったものなんですが、目は防いでくれるし、セパレート型よりも蒸れないので、雨の酷いときはこれで通勤することもあります。
吹き飛ばされそうになりながら出勤しましたが、警備室に入るころには足元がびしょぬれになってしまいました。しかし、ポンチョ型は荷物を背負っていても一緒に隠れるために濡れなくていいですね。
「ナ~。」
私が来たことに気が付いたのか、子猫が段ボールの中で泣き始めました。お腹が空いているのでしょう。すぐに準備してあげたいんですが、とりあえず着替えないと足元が大変なことになっています。
「ちょっと待ってなよ。」
雨がっぱや、濡れた靴下やズボンを控え室に吊るすと、お湯を沸かして子猫にミルクをあげました。時折、ドンと言う音とともに、警備室の建物が振動します。風の塊がぶつかっているのでしょう。まさか倒壊することはないでしょうが、この音と振動にはびっくりしちゃいますね。
いつも雨の日には、『足元注意』の看板を出していましたが、この風では立てることができません。
『ガタン!』
大きな音がしたので受付から外を見ると、警備室前にある車両誘導表示の柵が倒れていました。おやおや、本体は30キロ、プラスして5キロの重りを4つ付けてあるんですが、それでも倒れてしまうんですね。誘導用の柵は3つあるのですが、危ないので全部倒すことにしました。合羽を着て外に出ましたが、これはすごい風ですね。気を付けないと転がりそうです。
警備室に戻ったころには社員様も出社されてきました。みなさんずぶぬれになっての出社でしたが、自己もなく無事でよかったです。
けっきょく、夕方になるにつれ風は治まっていったものの雨の勢いは変わらず、帰りもずぶぬれになって帰るのでした。
警備日誌 05月23日 火曜日 大雨
朝より風強く、警備室前の交通誘導用の柵が倒れたため、
07:46 3つの案内策を風対策ですべて倒す。
夕方、雨は継続したものの、風は治まったため、
16:27 倒していた3つの案内柵を復旧。
関係者に事故はなく出退勤を完了。
その他、異常なし。