2月29日 木曜日 閏年のお話
閏年。太陰太陽暦では、月の動きを基準にして生じる季節のずれ、わかりやすく言うと月の動きと太陽の動きのぞれは一定ではなく、微妙にずれているそうです。そのずれを補正するために追加された日や月のことを『閏』と言うそうですね。
この『閏』の語源は諸説あるそうですが、門構えの中に王がかかれますので、昔の中国で『王が仕事をしないでゆっくり休む日』みたいなのがあって、門の中、つまり家の中でゆっくり過ごすと言う意味で『閏』と言われたそうです。それが閏年にどう関連してくるかは定かではないですが、もしかすると、王様も4年に1回はゆっくりしたかったのかもしれませんね。
そう言う訳で、2024年は閏年です。4年に1回なので忘れちゃいますよね。
「お疲れ様です。」
「どうも! 警備さん、今日は何の日か知ってますか?」
アンファンの河本さんがニコニコしながら納品に来られました。
「閏年の2月24日ですよね。」
「そうなんです。そして、僕の誕生日でもあります。」
「ええっ! おめでとうございます。」
思わずお祝いを伝えると、河本さんは嬉しそうに、
「閏年って4年に1回ですから、毎回このネタ話すのが嬉しいんですよね。」
「いくつになられたんですか?」
「ははは、まだ9歳だってことにしといてください。はは、それじゃ!」
そう言って、楽しそうにお帰りになられました。9歳? ああ、そうか、4年に1回だから、4倍して36歳ってことですね。面白いです。
調べてみたら、閏年の2月29日生まれの方の取り扱いってしっかり法律で定められています。『年齢計算に関する法律』によると、2月29日生まれの方は2月28日の24時、つまり3月1日の0時を持って年齢が増えることになっているので、多くの方は3月1日を誕生日にするみたいですね。ちゃんと決まりがあったのは驚きでした。戸籍上はしっかり2月29日生まれになるそうです。
そして、閏年はオリンピックが開催される年でもあります。そう言う覚え方をされている人も多いのではないでしょうか。4年に1回の日に生まれてくる。なんだかそれだけでも、神秘的というか、数奇な運命を感じてしまいますねぇ。
「あれ? まてよ。。。ああっ!!」
大変なことに気が付いてしまいました。皆さま、この物語のタイトルご存知ですよね?
『亮さんの警備日誌 ~とある警備員の365日~』
ふふふ、あはは。さて、どうしましょうかねぇ。
警備日誌 02月29日 木曜日 晴れ
アンファン河本氏が自販機補充に来訪。
その他、警備業務に異常なし。
みなさんこんにちは\(^o^)/
作者の水野忠です。
早いもので、
亮さんの警備日誌も残すところあと1か月になって参りました。
新垣さんとの恋の行方や、
新体制の問題、
下期防災訓練など、
まだまだイベントは盛りだくさん。
ラストスパートになりますが、
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
ずっとお付き合いしてくださっている方も、
はじめましての方も、
ぜひ、いいねとブックマークと高評価で、
山盛亮隊長を応援してくださいっ(`・ω・´)ゞ
水野忠