2月5日 月曜日 寒空のタヌキ
冬というものは、漠然と12月と1月だと思っているのですが、ここ何年も2月上旬が一番寒いのではないかと感じてしまいます。もう日は出ている時間ですが、防災盤の外気温警計は5℃、寒いわけですよ。加えて今日は山側からの吹きおろしの風もあり、体感温度はさらに低くなっています。
「こういう日は行きたくないなぁ。」
などと思いながらも今日は月曜日ですので外周巡回の日です。しっかり防寒具を着て巡回に出ます。警備室を出たとたんに北西方向からの冷たい風が全身を襲います。いや、ほんとに寒いです!
「これじゃまた雪が降るかな?」
空を見上げながらつぶやきます。先日降った雪の残雪がようやくなくなったというのに、また降られてはたまりません。身を縮めながら巡回をしていると、北側、銀行との境の方ですが、何かの気配を感じたので慎重に歩いていると、急に物陰から何かがいくつか飛び出してきました。
「うわっ!」
よく見ると、タヌキが4匹。夫婦と子供2匹でしょうか。飛び出して距離を置いてからこちらを眺めています。どうやらファミリーのようですね。
「ああ、増えちゃったか。」
タヌキ自体は見ていてもかわいらしいものですが、ゴミ置き場を荒らすこともあるので注意が必要です。しかし、いつもどこに潜んでいるのやら。
念のため、外周巡回の報告として平尾所長にメールをしておきました。しばらくして、その話を聞いたのか総務の藤田さんから内線が入り、近く害獣駆除の業者を点検で入れるとのことでした。タヌキには申し訳ないのですが、タヌキはあらゆる病原菌を持っている可能性も高く注意が必要です。臆病な性格なので襲ってくるようなことはほとんどないはずですが、対策は必要ですね。
警備日誌 02月05日 月曜日 曇り
外周巡回を実施。
北川エリアでタヌキのファミリー(成獣2匹、子供2匹)を発見。
総務・藤田様より害獣駆除の業者を入れるとの連絡あり。
ほか、異常なし。