12月26日 火曜日 年末の大掃除
今日は警備室の大掃除をしています。とは言っても、たいして物もないですし、普段行き届かない窓のサッシや水回りなどの清掃のほか、備品の整理整頓くらいなものですが、拭き掃除しているとけっこう埃は積もっているようで、あっという間に雑巾の色が変わっていきます。
「ふぅ。」
軽く汗ばみながら片づけをしていると、けっこういらない書類があることに気が付きます。一通り掃除を終えると、いい機会ですので、不要書類のシュレッダーをすることにしました。受付書類などは、東都ガス様との取り決めで、1年間保存することになっていますが、書類棚を確認していると処分していい書類が3年分くらいあることに気が付かされます。
受付が見える位置にシュレッダーを移動して、少しずつ書類を処分していきます。ゴミが溢れては袋を取り換えて、何度もやっていると、今度はシュレッダー本体がオーバーヒートして停止してしまいました。まだ、半年分くらいしか終わっていません。
シュレッダーが冷える間で休憩を挟み、今日は1年分の書類を処分することができました。警備室の業務用シュレッダーは縦横に斬りk時座んでくれるので、処理を終えた書類は粉々になって出てきます。何袋もゴミ置き場に持っていくと、ため込むことがないように管理をしていかなければなと反省でいっぱいです。
「山盛さん。」
退勤時間になって、新垣さんが藤田さんと一緒にオフィス棟を出てきました。
「あ、お疲れ様です。そう言えば、昨日と一昨日はどうでしたか?」
「今のところ、怪しい感じはないですし、ここ数日は変な感じもないです。」
「それは良かったです。土曜日に私たちが出入りしたのを見て、諦めてくれていたりしたらいいんですけどね。」
挨拶をして新垣さん達はお帰りになりました。後片付けをして施錠巡回をして帰りましたが、夜になって新垣さんからメッセージが入りました。
『今日も何もなさそうです。』
「それは良かったです。」
『山盛さんに相談してから、少し心が楽になりました。いつもありがとうございます!』
思い過ごしだったらそれはそれでいい結果です。本来ならそれが一番なんですけどね。そんなことを考えながら明日に備えるのでした。
警備日誌 12月26日 火曜日 晴れ
警備室内の大掃除を実施。
不必要な過去書類をシュレッダーにかけて一部を処分する。
残りは明日以降に継続して処分予定。
警備業務に異常なし。