11月27日 月曜日 事故車両判明
外周巡回をしていると、破損の見つかった万年塀がなんだかもの悲しく見えてしまいますね。破損部も段ボールで塞いだだけですから、雨が降る前に話が進むといいんですが。。。
なんて思っていたのですが、午後になって八王子警察署の署員という警察官が2名お見えになりました。どうやら接触事故の該当者が見つかったようですね。さすがに映像もナンバーも残っていましたし、車も特徴的でしたので早かったですね。
谷本副所長に入場の立ち合いをお願いし、手続きを取って中へ入っていただきました。
・会社名 警視庁八王子警察署交通課
・来訪者 1、吉住春樹
2、鈴木和夫
・目的 11/18発生の接触事故の件
・日時 11月27日(月)14:39
小一時間ほどで2人の警察官は引き上げていかれました。改めて接触個所の写真などを撮影されていましたが、今後はどうなるものでしょう。
「山盛さん。ちょっといいですか?」
小森様が警備室にお見えになりました。
「事故の犯人が分かったそうです。」
やっぱりその報告の来訪だったんですね。
「なんでも80歳くらいのおじいちゃんで、今は入院中らしいです。」
「入院中ですか??」
「事故とは関係ないみたいで、持病があるみたいですね。ご家族の話だと、勝手に家の車で乗り出して、帰ってきたら車がべっこりで、本人は知らないの一点張りでご家族も困っていたそうです。」
「ああ。。。」
それで何となく察することができました。ご家族は免許の返納をお願いしたいのに、本人が了承しないようなタイプの話ですね。今回の話を聞く限り、ぶつけたことも本当に覚えていないのなら、認知症などの症状なのかもしれません。
「それで、今後の対応はどうされるのですか?」
「一応、万年塀に付着した塗料と事故車両の色や、車の破損部の高さが一致しているとのことで、ほぼ間違いないだろうとのことです。先方のご家族が修理に関しては費用を負担したいとのことで、あとは保険会社とのやり取りですね。また、工事が入るのでその時は対応をお願いします。」
そう報告を済ませ、小森様はオフィス棟に引き上げられました。なんともかんとも、こういった高齢者ドライバーの事故は後を絶ちませんね。今回は塀が破損しただけで、運転手にも周りにも人的被害がなくてよかったです。これが人身事故になっていたのなら目も当てられませんね。
高齢者の事故があるたびに、免許返納が話題になりますが、地域によっては車がないと生活できないようなところもあるそうで、なかなか難しい問題です。かと言って、このまま高齢者の事故を静観するわけにもいかないので、過疎化地域の交通確保や、免許の定年制、そういったものを真剣に取り組んでほしいですね。私個人的には、ある年齢以上はマニュアル車限定にして、運転ができなくなったら返納。みたいな感じでもいいのかなと思っています。マニュアル車なら、アクセルとブレーキを間違えても飛び出さないですものね。
さて、万年米の工事が決まれば、けっこうな期間の工事になるはずですね。忙しくなりそうです。
警備日誌 11月27日 月曜日 晴れ
14:39 八王子警察署員2名が来訪。
谷本副所長立ち合いで入構される。
15:46 署員2名退出。
11/18発生の接触事故の件で、該当車両が判明。
今後は保険会社とのやり取りになるとのこと。
万年塀補修工事が入る予定だが時期は未定。
外周巡回は東側万年塀の破損以外に異常はなし。
その他、異常なし。