11月24日 金曜日 落ち葉掃き
週末になり、今日は社員様も半分くらいしか出勤されていません。昨日が祝日でしたので、有給休暇を取得して4連休にしている方が多いようですね。平尾所長もここで4連休を取っているそうです。谷本副所長がおっしゃっておりました。責任者自ら連休を取ってくれると、部下も取りやすくなるとのことです。素晴らしいことですね。
さて、昨日がお休みでしたので、アンファンの河本さんが自販機補充に来られました。その際、中央広場の自販機近くで落ち葉に足を取られて転びそうになっていたので、早速ほうきを持って外に出ます。今日は比較的暖かい日ですので、凍えることなく掃き掃除ができました。
「ああ、警備さん。こっちが終わったら手伝うからね。」
橋本さんがそう言いながらオフィス棟に入っていかれました。檜の落ち葉を掃き掃除していると、すぐに葉っぱの山ができます。昔だったら焼き芋と言ったところでしょうが、今は街中で焚き火なんて怒られちゃいますからね。
しかし、葉っぱの掃き掃除というのは面白いもので、掃いても掃いても振り返ると新しい落ち葉が落ちてきますし、広範囲になるのでどこまでやるかというのも難しいですね。ホント、キリがないです。でも、せっかくなら納得いくまで広範囲をやっつけたいですね。
「う、寒っ!」
強い風が吹いたので身を縮めました。風が止んで振り返ると、
「うわぁ。」
さっきの風でさらに落ち葉が広がっております。これは、落ち葉との戦いですね。
「お待たせねぇ。」
「やってもやってもですよ。」
「そうなのよねぇ。檜が立派過ぎて、毎年落ち葉も大量なのよ。」
二人で談笑しながら掃き掃除をしました。たっぷりゴミ袋5袋分の落ち葉をかき集め、ゴミ回収用の置き場に収めました。
「橋本さん。コーヒーいれますよ。」
「ホント! 嬉しいわぁ。」
警備室に戻り、コーヒーをドリップします。
「あらあら、インスタントでよかったのに。」
「はは。好きなんですよ。」
コーヒーを飲みながらお菓子を食べ、しばらく談笑していると、その間に外は再び落ち葉が広がりを見せておりました。橋本さんと苦笑いしながら、もう少しだけ掃き掃除を継続したのでした。
警備日誌 11月24日 金曜日 晴れ
中央広場の掃き掃除を実施。
その他、異常なし。