表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
155/366

9月2日 土曜日 夏風邪

 あれ? おかしいぞ?? 朝、起きてみると午前3時。なんとなく目が覚めましたが、やけに頭がボヤァーッとなっています。とりあえず水を飲んで、引き出しにしまってあった体温計を取り出しました。


「あちゃぁ。」


 計測してみると、38.2℃ありました。風邪を引いてしまったようですね。気を付けていたつもりですが、エアコンが強すぎたのでしょうか。携帯電話で近くの内科病院を探します。幸い、歩いて5分ほどの診療所が土曜日も診察しているようなので、もうひと眠りしたら行ってみようかと思います。


 冷凍庫から保冷剤を取り出し、タオルにくるんで枕元にセットしました。風邪を引くなんて何年ぶりでしょうか。まったく、自己管理がなってませんねぇ。


 気が付くと午前9時半でした。あれからまた眠れたようです。夢も見ないんですからしっかり寝ていたんでしょう。さっきよりは多少ましになったような気がしないでもないです。着替えて準備をして、内科病院を受診しました。


「うん、風邪ですね。夏風邪は長引きますから、気を付けてください。抗生物質とビタミン剤を出しておきましょう。」


 まぁ、思った通りです。薬をいただき、途中、スーパーで買い物をして帰りました。そんなに食欲はなかったのですが、何か胃に入れないと薬が飲めませんので、炊飯器に残っていたご飯を使っておかゆを作ることにしました。


 昔、元パティシエで調理師免許もお持ちの丸木君に教わったおかゆの作り方です。ごはん茶わん1杯くらいを鍋に入れてほぐし、ご飯の厚みの5倍くらいのミ水を入れて火にかけます。中火で沸騰したら、弱火と中火の間くらいにして、吹きこぼれない程度に煮ます。この時、好みで出汁を入れるとほんのり味がついていいそうです。お湯の厚みがご飯の厚みの3倍くらいの量まで蒸発したら出来上がりです。


 好みで刻みネギを乗せたり、お茶漬けのもとをかけたり、明太子や漬物をお供にしてもいいし、アレンジは無限大だそうです。お湯を多めに入れているので、水分補給にもなるため、体調を崩した時にはすごくいいのだと教えてもらいました。


 ネギを乗せて、明太子があったので明太子粥にしました。お湯に溶け込んだお米の味と、出汁があるために味もあって美味しいですね。水分が多いので、お腹一杯にもなりました。


 食べ終わって食器を片付けると、薬を飲んで横になりました。しかし、朝もしっかり寝たのでなかなか寝付けません。


「そうだ。」


 以前、24時間勤務をしていた時ですが、仮眠時間になかなか寝付けずに悩んだ時がありまして、その時に中町さんに教えてもらった方法です。


「動画で、雨の音や海の音なんかだけを流すものがあるので、枕元に置いて聞きながら寝ると、すっと寝られますよ。」


 中町さんは雨の音がよく寝れるとおっしゃってましたね。私は海の音が好きです。川の音はなんだかトイレを思い出してしまって眠れませんでした。雨の音は、どうしても揚げ物の音に聞こえてしまって相性が良くなかったようです。


 海の波の音を聞きながら横になると、いつの間にか眠りにつけたようです。皆さんも風邪にはお気を付けください。それではおやすみなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ