表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
143/366

8月21日 月曜日 続・救命講習準備

 あれ? 玄関を出て、いつもと違う空気に少し違和感を覚えました。涼しい? 歩いていても全然熱くない。気温もいつもよりも低い気がします。


 職場に着く頃にはしっかり汗ばむ日々が続いていましたが、今日はやっぱり涼しいみたいです。汗一つ書いてません。PCを起動して天気情報を見ると、日中は暑くなるみたいですが、朝はやっぱり気温が低めでしたね。


「これは、いよいよ秋になるかな?」


 なんて淡い期待を持ったのもつかの間、日中はしっかり35℃を超える猛暑日になっていました。秋が来たかなんて、甘い甘い考えでしたね。外周巡回から戻ったら汗だくになってしまいました。


 昨日に引き続き、救命講習のカリキュラムを作成しました。本来なら3時間かけたいところを90分でまとめなければいけないので、不必要なところは削っていき、それでも外せない部分は残さなければいけない。これはけっこう大変ですね。せっかくやるのなら、できるだけ救命の体験をしてほしいと思っています。そのためには、胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージを人形を使って実技する時間を取れるようにしたいと思います。


 救命、ファーストエイド、応急手当、心肺蘇生など、言い方は様々ありますが、基本的にやることは一緒です。



1、周囲の安全確認

2、呼びかけと意識の確認

3、応援要請と救急、AED手配

4、呼吸の確認

5、胸骨圧迫(現在、人工呼吸は推奨していない)

6、AED使用

7、5と6の繰り返し

8、救急隊へ引き継ぎ



 これが基本的な流れです。この基本の流れに沿って、5と6をしっかり体験していただければ、当初の目標は達成できると考えています。しかし、今まで講習や研修のような形であまり人に物事を教えると言うのはやったことがないので、どうやったらわかりやすく伝えられるか考えるのは難しいですね。


 今は、救命講習だけでなく、様々な資格や研修、企業や学校でも、救命に関する学びの時間を取ることは増えているそうですね。みなさんは救命講習を受けたことはありますか? 各自治体や消防で救命講習をやっていますので、お時間があればぜひ受けてほしいです。もしも、自分の大切な人が倒れて心肺停止の状態になったら、その時に救命の知識や技能があるかないかで、助けられる可能性はぐっと変わってきます。もし、やったことも効いたこともない、あるいは自信がないと言う方は、ぜひ講習を受講してみてくださいね。





警備日誌 08月21日 月曜日 晴れ


 昨日に引き続き、救命講習の準備を進める。


 外周巡回に異常はなし。


 ほか、異常なし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ