第3回:七鍵守護神
第3回は漫画「BASTARD!!-暗黒の破壊神-」からコチラ。
魔法名:七鍵守護神
詠唱:
『カイザード
アルザード
キ・スク・ハンセ
グロス・シルク
灰燼と化せ
冥界の賢者
七つの鍵を持て
開け地獄の門!』
七鍵守護神!!
ハイ、今となってはオッサン検定になるくらいには古くてマニアックですが、世代にはぶっ刺さる呪文です。
(当時はファンタジー二大巨頭(もう片方はベルセルク)と称される程の人気でしたからね)
主人公ダーク・シュナイダーの得意魔法の一つで、その効果は強大な破壊力を光線として撃ち出すというもの。
見た目的には『かめはめ波』とか『メガ粒子砲』とかが近いです。
その見た目のせいもあって、バスタードの中ではトップクラスの人気魔法。
バスタードの魔法は第1回、第2回の魔法詠唱とは作り方が異なっています。
というのも、七鍵守護神の元ネタ自体がドイツのヘヴィメタルバンド「Helloween」のアルバム「Keeper Of The Seven Keys」であり、詠唱のカタカナ部分は「Helloween」のメンバーの名前をモジったものだからです。
この辺は元ネタありきの部分なので意味や意図はありません(これはバスタードに登場する魔法の多くに当てはまります)。
ただ、残りの部分は元ネタありきとはいえ魔法自体の性質を意味しています。
この魔法は、異界の七つの門を開き、流れ込むエネルギーを己の身を媒体にして収束させ放つというものだからです。
どこかのサイトで、「何故魔法詠唱をするのか?」という回答に「ぶっちゃけかっこいいから」というのがありました。
これは正にその通りだと思いますね。みんな色々と試行錯誤して、かっこいい文面に仕上げているワケですから。
バスタードのように元ネタがある場合も、その本質は変わりません。かっこよければいいのです^^